役立つ"パパ"講座
ベビーのときは、お風呂のたびに優しく手で洗っていたのに、キッズになるとゴシゴシ洗いをしているパパもいるのでは? しかし、その洗い方がときには肌トラブルに繋がることも!
今さら人に聞けないキッズのカラダの洗い方のポイントを、小児科医・田中秀朋先生に教えてもらいました。
あかちゃんとこどものクリニック
院長 田中秀朋先生
東京医科歯科大学医学部卒業後、東京都立母子保健院未熟児新生児科に勤務。その後、川口市立医療センター新生児集中治療科、川口工業総合病院小児科を経て、2007年、埼玉県川口市にあかちゃんとこどものクリニックを開設する。
キッズになると、ボディスポンジなどでゴシゴシとカラダを洗う子もいると思いますが、ゴシゴシ洗いは肌トラブルを招きやすいのでやめましょう。カラダは、手で洗うのがキホン。泡で包み込むようして、優しく洗ってください。パパの中には、「ゴシゴシこすらないとキレイにならないのでは?」という方もいるかも知れませんが、汚れを泡になじませるようにして、手でなで洗いをすれば汚れは十分落ちます。
手で洗うことのメリットは、①じかに肌に触れることで、「ベトベトしているから汚れている」「ヌルヌルしているから流し忘れている」ということがわかる、②お子さまでも力を入れ過ぎずに洗えるので、肌にダメージを与えない――ことです。
汚れが残っていると肌トラブルなどの原因に
パパがしっかり洗い忘れをチェックして
また「ひとりで洗う!」が始まっても、パパがしっかりチェックして洗い忘れがないか見てください。上のイラストでも紹介しましたが、洗い忘れが多いのは、耳の後ろ、首、脇、背中、股、足の裏・指の間です。
汚れが残っていると湿疹などの原因になるほか、股はよく洗わないと女の子は、膀胱炎や膣炎に。男の子は亀頭包皮炎になりやすいので注意を。
湯船に浸かるときは、皮脂が取れて、肌荒れの原因になるため長湯は禁物! ぬるめのお湯に、さっと浸かる程度にしてください。
小学生になると、ひとりでお風呂に入ったり、きょうだいだけで入浴するご家庭もありますが、お子さまがお風呂で溺れる事故は少なくありません。親子のコミュニケーションを図るだけでなく、事故を防ぐためにも、小学校高学年ぐらいになるまでは親子でお風呂に入って欲しいですね。
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