- 3歳児の成長・発達と接し方
- これまで、自分の「やりたい」と思う感情についていかなかった運動能力や心の発達が徐々にともなうようになる頃です。
ここまでくるとママもだいぶ楽になります。
3歳児の特徴
ことばや運動能力の発達が目覚ましいときです。周囲に対する関心が高まり、さまざまな疑問をママにぶつけます。自己主張も強くなり「しつけ」に悩むママも多くなります。
3歳になるとことばでコミュニケーションが取れるようになるので、物事の善悪、社会のルール、子ども同士の関わり方など、自己主張を認めながら一貫した考えを持って「きまり」を守れるように導くことが大切です。自分で考え、行動できる子どもに育てていきましょう。
文字や数を覚える時期
無理に教えても何の意味もありません。興味を持って聞いてきたときにそのつど教えてあげましょう。新しいことを知った喜びが、次に学ぶための意欲につながります。
ひとり遊びが上手になる
テレビやビデオはママと一緒に楽しみましょう。時間を決めて子どもの「もっと見たい」に毅然とした態度で臨みましょう。3歳では、心を込めて話せば約束を守れるようになります。
「なぜ?」「なに?」「どうして?」攻撃が増える
日に何度もあるので、忙しいときなど腹が立つことも。「あとで」「知らない」などとごまかさないで、一緒に考えたり、発見する喜びを伝えるために「どうしてかな?」「どう思う?」と聞きましょう。
友だちと遊べない、おもちゃの貸し借りができない
核家族化が進み、母子2人で過ごす時間が増えています。公園に行っても友だちが見つからないことが多く、3年保育を考えるママが増えています。3歳になると子ども自身が友だちを求めるようになります。