色々とあると思いますが、大きく分けると「職場・仕事のこと」「保育園・子どものこと」「家庭・自分のこと」ですよね。
その中でも“職場”は働くママにとって大きなポイントとなります。
職場に働くママはいるか。
職場は働くママへの理解があるか。
利用可能な制度は整っているか。
同僚と仕事を共有できているか。
妊娠出産を経て仕事を続けていくために職場の理解は大切です。
前例がない場合には苦労が伴い、大変な思いをする場合もあるでしょう。
どのように職場及び同僚たちとの関係を築いていけばよいのか?
をお教えしようと思いますが、その前に、自分自身の理解もお忘れなく!
育児しながら働いている人がいる職場であれば、同僚や上司の理解も得やすく心強いと思います。前例があると同僚たちも“働くママ”に対するイメージがわいてサポート環境も整っているでしょう。
しかし、自分が初めてのケースである場合は、職場も初めてのことで“働くママ”をサポートする環境が出来ておらず大変でしょう。なにせ、職場における“働くママ”のパイオニア的存在になっていくわけですから。
でも、前向きに捉えると、自分色に道を切り開くことが出来るので、ある意味ラッキーではないでしょうか。
私が主催しているワー育.jpには、活き活きと働いている働くママたちが沢山いらっしゃいます。その中には職場や職種における働くママ第1号として活躍されている方もいらっしゃいます。
その方は“第1号”“ファーストケース”に対しての不安が強く、産後仕事を辞めることを真剣に考えたとおっしゃっていました。
前例がないと“不安”ばかりが先行してしまって、ネガティブな方向に思考がむきがちです。 これは当然のことです。
不安な気持ちは未知のことに対して抱く感情だからです。
知らない状態で不安なコトについてどれだけ考えても、その不安がさらに大きくなっていくばかりで何も解決しません。
“不安=未知のコト”があるのであれば、知ればよいのです。
未知を既知にすれば、不安は解消します。
難しく考えないでください。
とってもシンプルで簡単なことなのです。
“働くママ”について職場での前例やロールモデルがいなくて良くわからないのであれば、働くママの友人や知人を探して自分が不安に思っている部分について聞いてみることをお勧めします。
直接自分の知り合いで働くママがいなければ、誰かに紹介してもらうのもよいでしょう。
また、ワー育.jpで開催しているイベントに参加して、働くママ仲間を探したり悩みを解消したりすることもお勧めです。
実際、私はワー育.jpで出会った仲間たちにどれだけ助けられてきたことか。
ぜひ活用してください!
“働くママ”のイメージがわいてきたら、職場の理解も得やすくなります。
自分自身がどう働きたいのか。どんな不安があるのか。どこをサポートしてもらいたいのか。
それが整理されていれば職場の同僚や上司に対して伝えることが出来るからです。
働きながら育児することについては、当事者がどういう状況にあるのかをどれだけ職場に開示できるかが、その後のサポート体制を大きく左右します。
私は3人の子どもがいるのでその数の分だけ妊娠・出産・休職・復職をしたわけですが、男性ばかりの職場である上に子どもをもった経験のない人が多く、苦労しました。
そもそも子どものいる生活についてイメージできないので、働きながら育児することなんてもっと理解に苦しむわけなのです。
最初、私は同僚たちの苦しみに気付くことが出来ませんでした。
でも、彼らも私と同じ位かもしかしたらそれ以上に不安に思い、私に対して気を遣ってくれていることが分かった時、きちんと私の状況や思い・希望を伝えていかなければ!と、思いました。
それからは、私は意識して同僚や上司に自己開示するようになりました。
私の場合は、妊娠前の同僚たちとの付き合い方を一新するくらいな感じでした。
コミュニケーションを意識して多くとりましたし、笑顔の量も何倍も増えました。
「子ども生んで丸くなったね。」なんて言われた位です。
職場の同僚たちと良好な関係を築くことは、働くママを続けていくためには不可欠であり、職場の理解を得ることが重要なポイントです。
コミュニケーションと笑顔。
この2つの量を意識的に増やすと、必ず職場の理解が深まりサポートを得ることが出来るようになります。
お試しください。
小田木 友依 【ワー育.jp代表】
記事テーマ
妊娠しても出産しても綺麗でいたい! いつも輝いていたい! そんな願望は誰しもがもっているはず。 でもどこかで「そんなの無理」と諦めてしまってはいませんか? ちょっとしたコツやマインドの持ち方次第で、日々の生活が劇的に変わります☆ 育児も仕事も自分らしく楽しむ方法をお教えします。