働くママにとっての最大の問題は、“子どもの病気”といっても良いのではないでしょうか。
急な発熱、急な呼び出しによって急きょスケジュール変更を余儀なくされ、会社を休んだり、早退したりしなければなりません。
とはいえ、いつも休めるわけではないのも事実です。
その理由には大きく2つあるのではないでしょうか。
1つは、仕事の調整が難しいという点。そしてもう1つは、年休残日数の状況。
それぞれについて知っておきたいポイントを以下に説明します。
改正育児・介護休業法で、『未就学児を持つ親に対し、年間5日までは看護休暇を認めることが企業や事業所に義務付け』られています。
しかしながら、まだ認知度は低いと思います。
未就学児をお持ちの方は、この休暇を取る権利がありますので、しっかりと認識し、職場の制度を確認しておくことをお勧めします。
年休残日数を数えて不安になったり、年休が足りなくなって大変な思いをしないようにするためにも。
冬場は十分に加湿したり、ちょっと具合悪そうだと思ったら早めに受診して酷くならないようにしたり、早めに寝かせたり。出来る限り子どもの健康管理に気を配ることは親として心がけたいことです。
しかしながら、子どもの体調は変わりやすく予測不可能なものでもあります。
それによって申し訳ない気持をいっぱい抱え、肩身の狭い思いをするのも働くママにとってはとても辛い問題です。
そんな辛さを溜め込んで居心地悪くならないように、常日頃から職場の人たちとのコミュニケーションを密にとり、人間関係を良好にしておくことをお勧めします。
普段からコミュニケーションがとれていて、何でも気軽に話せる関係になっていれば、子どもの話もしやすいですし、急な時の対応を頼んだり、また逆に同僚の手助けもしやすくなります。
働く、働かないに関わらず、育児は1人ではできないので、「皆に育ててもらう」という意識で活用できる手は活用して、自分にあった働き方の環境を整えていきましょう。
そして、忘れてはならないのが病児保育の手配。
健康な時にはついつい忘れてしまい、病気になってから大慌て。という経験、私もありました。
同じ地域で働くママから地域の病児保育の評判や情報を収集して、急な事態に備えて幾つかピックアップし、利用フローを頭に入れておくと、とっさの時に慌てずに済みます。
私も、訪問型病児保育、病院併設の病児保育、病後児保育と色々と利用した経験がありますが、全て、同じ地区に住む働くママからのアドバイスがとっても参考になりました。
備えがあれば気持ちも楽になりますし、急な事態にも冷静に動くことができます。
小田木 友依 【ワー育.jp代表】
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