4月から復職。
4月から新転地で生活。
4月から子供が保育園や幼稚園に通いだす。
等々、4月は年度の初めなので色々なNEWがありますよね。
我が家も4月からLondonでの生活が始まります。
新しいことが始まる時に夫婦にとって、家族にとって大切なこと。
それは、密なコミュニケーションです。
忙しいとついつい後回しになりがちなのですが、そういう時こそ心して沢山のコミュニケーションをとることをお勧めします。
転勤、復職、入園、異動。家族の中で何か変化が生まれる時、実際に変化の対象となっている人のみならず、家族全員がその影響をうけます。
これまでの生活が変わることは、嬉しい変化も悲しい変化もどちらも同じくらいのストレスがかかります。
ホームズという社会心理学者が1967年に発表したストレス尺度の抜粋版を以下に。
ここでは、人生で起こるライフイベントへのストレスを数値化しています。
もっとも大きなストレス(配偶者の死)を100とし、他の数値を算出してあります。
配偶者の死 100
離婚 73
別居 65
近親者の死 63
本人の病気 53
結婚 50
解雇 47
離婚調停期 45
退職 45
家族の病気 44
妊娠 40
家族数増加 39
仕事不適応 39
経済的変化 38
配置転換 36
夫婦げんか 35
大借金 31
仕事の責任 29
配偶者退職26
入学や卒業26
環境の変化24
上司と紛争23
仕事の変化20
転居20
転校20
結婚や妊娠が結構高い値のストレスがかかることが示しているように、様々な場面で人はストレスにさらされているのです。
思った以上に色々なことでストレスを感じていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
感じたストレスを解消せずに放置していると溜まりに溜まっていってしまいます。
忙しい毎日でストレス解消もままならない。ということもあると思います。
それでも溜まったストレスを、感情的に家族にぶつけて解消することだけは避けたいものです。
では、どんな解消法があるのか。
ストレス解消法にはひとそれぞれの方法があると思います。
中でも“話すこと”でのストレス解消はとっても効果的です。
人間は、“人の間で生きる”動物。
そして、人は感情をもっている生き物。
その感情の部分を溜め込まずに人との対話を通じて吐き出していくことは人間にとって必要なことであり、とても大切です。
人と話していると考えがまとまったり、気持ちが整理されてきたり、気づきが得られたりする経験は誰しもがしていることではないでしょうか。
気分も軽くなってスッキリしますよね。
モヤモヤしたり、悩んだり、困った時には自分1人で悶々とせずにまず他者と対話。
コレ、おススメです。
対話する時のポイントですが、いくつか注意して話すことで、自分の思っていることを的確に相手に伝えることが出来ます。その上、相手を傷つけたり不快な気持ちにさせることもなくなります。
【ポイント】
1.自分がどう思っているか、どう感じているかに気づく
→自分の正直な気持ちを受け入れる
2.自分の気持ちを大切にして、正直になる
3.自分と相手は対等な関係であると意識する
→自分も相手も尊重する
4.伝えたいことを素直に表現する
→感情をぶつけたり、怒鳴ったり、遠まわしな表現をせず、率直に伝える
5.自分が言ったことに対して、自分自身を責めたりしない
→自分が伝えたことに対し、想定外の反応を相手がしたりしても、それに対して自分を責めたりしない
つまり、自分の気持ちを正直に表現する。
これに尽きるわけですが、この時に感情的になったり相手を攻撃したりしない。
そして相手の反応によって自分を責めたりせず、「そういう考えもあるのか。」と受け取る。
というのがポイントとなります。
対話のエッセンスとして、頭の片隅に入れながら、家族の対話を楽しんでみてくださいね♪
小田木 友依 【ワー育.jp代表】
記事テーマ
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