「夫婦でちゃんと会話していますか?」
この問いでドキッとした人も多いはず。子供が生まれると”やること”がいっぱい!次々と起こる育児での出来ごとをただこなすのに精いっぱい。朝起きてから子供達を寝かしつけるまで、アッという間に時間が経って、子供達が寝る頃には自分もヘロヘロ。そうなると、夫婦でゆっくり話す機会も激減。顔を合わせれば、小言を言うか、夕飯いる/いらない等の事務的な会話のみ。
「結婚前はあんなに色々話したのになぁ。」
「最近話すことと言ったら子供の話題だけだな。」
「子供無しで2人きりになったら、ちょっと緊張しちゃうな。」
「夫婦2人で決めるというよりも、結論を伝えあっているだけな感じかも。」なんて思ったり。
バタバタと育児に追われていると、夫婦で向き合うことや自分の考えを伝えることが面倒に感じてついついおざなりになったりしませんか?
それで、夫が言ったことにカチンときて、感情的になって怒りをぶつけたり。ふに落ちていなくても適当な返事をしてその場をやりすごしたり。考え方の違いを指摘すると喧嘩になりそうな気がしてダンマリで押しとおしたり。
その場はそれで収まっても、我慢して溜め込んだ不満や怒りの感情は全く解消されていないわけで、増殖を続け、溜まりにたまって遂に爆発!!!事態を修復するのにそれはそれは大変で・・・。家庭内冷戦中。なんてことにならないように、不平不満や自分の気持ちや考えはちゃんと伝えていくべきです。
思っていることや考えを口に出していうことを躊躇してしまう理由として、
・自分の意見を言うのが怖い。
・間違っていることを言うのが恥ずかしい。
・こんなことを言うことは悪いことかもしれない。等をあげる方は多いです。
でもこれって、本当は、こういう理由なのかもしれません。
・自分の意見に相手が反論してくることが怖い。
・間違っていると指摘されるようなことを言うのが恥ずかしい。
・悪いことを言う人だという評価を下されるかもしれない。
人の感情に正しい/間違っているなんてあるのでしょうか?いいえ。ありません。自分はそう感じた。ただそれだけ。人の意見の良い/悪いは誰が決めるのでしょう?全て自分自身が決めていることにすぎません。長年かけて培ってきた自己概念や考え方の枠組みの中で、勝手に判断しているだけ。
10人いたら10通り。100人いたら100通り。1億人いれば1億通りの人がいるのです。だから、違って当たり前。1人だって自分と同じ人間はいません。みんな1人1人が唯一無二。それって、とても面白いことだし、素晴らしいことだと思いませんか?
最初から「この人はこの人。私は私。みんな違う。」という風に捉えていれば、人とのコミュニケーションはとっても楽になります。
当然、夫婦だってそうです。夫婦になったからといって同一化はしません。考え方が似てきたり、影響し合ったりすることはありますが、それでも別々の人間なのですから全く同じになることはあり得ません。
だから、自分とパートナーの考えは違って当たり前。
「自分はこう思っている。」
「相手はそう思っている。」
ただそれだけ。
そもそも、皆違う人間で違う考え方をしているし思っていることも違う。と思っていれば、自分の思ったことを相手に伝えるのもとっても楽になりませんか?だって違って当たり前なのですから。自分が言ったことに対して相手が反論しようとも意見してこようとも、「なるほど。そういう考え方なのね。」と思えるわけです。
思っていることを胸にしまい過ぎず、溜め込まずに、どんどん伝えてスッキリ! してみてくださいね★
次回は「夫婦円満のコミュニケーション術」をお教えします。自分の意見の伝え方にもコツとスキルが必要なんです♪
お楽しみに!!
小田木 友依 【ワー育.jp代表】
記事テーマ
妊娠しても出産しても綺麗でいたい! いつも輝いていたい! そんな願望は誰しもがもっているはず。 でもどこかで「そんなの無理」と諦めてしまってはいませんか? ちょっとしたコツやマインドの持ち方次第で、日々の生活が劇的に変わります☆ 育児も仕事も自分らしく楽しむ方法をお教えします。