ちょっと突飛なテーマかもしれませんが、案外誰しもがどこかにもっているであろうこの区別。
幼稚園ママからすると「保育園ママはホニャララ・・・」
保育園ママからすると「幼稚園ママは云々かんぬん・・・」
といった具合で、自分の立場から相手を見てコメントし、両者の間には相容れぬものがあるのでは?と思われたりします。
お互い体験していない世界だからこそ気になる。
そして、自分の立場がより良いと思いたいからこそ相手をちょっと否定的に見たくなる。
そして、見えない壁が多少なりともあるのが現実ではないでしょうか。
幼稚園と保育園は行政の管轄から違います。
幼稚園は文部科学省の教育施設として位置づけられており、
保育園は厚生労働省の福祉施設という位置づけです。
そして、設立の趣旨も異なります。
保育園は、福祉施設であり、親が働いたりしていて保育不可な状況でのみ入園可能というのが基本。
幼稚園は教育施設であり、小学校入学の準備段階というような位置づけです。
子どもを入れる立場である親からすると気になるのは[保育内容]の違いですが、この違いについては一概には言えません。
それは、その保育園や幼稚園によって保育内容が様々だからです。
親世代の認識の中では、行政管轄のイメージから『幼稚園は教育するけれど、保育園は教育はしない』という印象を持っている方が多いようですが、私の感覚からすると違和感があります。
幼稚園と保育園の絶対的な違いは保育時間の長さがあります。
保育園は昼食後にお昼寝をし、朝から夕方まで長時間の保育をすることが前提となったプログラム構成です。
幼稚園はお昼寝は家ですることという前提で保育時間も短いプログラム構成です。
保育時間が長ければ家庭での時間は短くなり、保育時間が短ければ家庭での時間は長くなる。
この、家庭での時間=子どもと過ごす時間 が短いことに罪悪感を感じている保育園ママは多いとおもいます。
平日多くのお稽古事に通わせている子と、平日はお稽古事に通わせることができない我が子と比較して不安になったり。
子どもと一緒にいる時間が短いことで、子どもに寂しい思いをさせているのではないかと悩んだり。
私も3人の子どもたちを保育園にあずけて働いていたので気持ちはよくわかります。
『育児で悩んだら子に聞け!』と、生涯発達心理学の大学教授から教わって以来、言葉通り育児で悩んだら子どもたちに聞いたり様子をじっくりと観察するようにしています。
生まれた時から見ている我が子の変化はしっかり見ていれば顕著に見えてくるものです。
最近荒れてるな。と思えばその原因を探り対処をし、寂しそうだなと思えばスキンシップの量を増やしたり話す時間を長めにとったりします。
逆に、楽しんでいる様子や頑張っている様子を垣間見たり、成長したなと思うことがあれば気持ちを分かち合ったり褒めてあげたりします。
子どもの様子をしっかりと見ていれば、今の環境が子どもに合っているかどうかがきちんと見えてきます。
育児は一緒にいる時間の長さよりも質が重要です。
大事になる前に対処して、親子での時間を楽しみましょう♪
人との違いを気にして比較することで得られるメリットは何もないと思います。人は人、自分は自分。100人いれば100通りの生き方や育児の仕方が有るわけです。子どもも1人1人皆違います。その違いを尊重し、楽しめる位の余裕があると毎日の生活が充実してきます。
育児で行き詰まったら子どもに解を求めながら、日々の生活を楽しんでくださいね★
『働きながら育児』の悩みや不安を解決! の、ワー育.jpでは
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小田木 友依 【ワー育.jp代表】
記事テーマ
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