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年末になると1年のを振り返り、「来年こそは○○しよう！」と心に誓い、年始になると「今年は○○するぞ！」と燃える。そんな人は多いのではないでしょうか。

「結局できなかった」と凹んだり落ち込んだりした時、何故目標達成に至らなかったかを考えたことはありますか？

・現実からかけ離れた目標だった
・目標にむかって行動をしなかった
・行動したのだけど、途中でやめてしまった

等、達成に至らなかった原因を探り、見直すことは大切です。

目標の「標」という文字の訓読みは分かりますか？

答えは、「しるべ」です。「標（しるべ）」とは「印（しるし）」や「案内」のこと。

つまり、目標とは、「目安」や「目印」です。目安や目印ですから、達成したい地点や事柄が明確になっていなければ目標とは呼べません。よく、目標と目的を混同してしまうことがあります。目的は「的（まと）」。方向性を示すものです。従って、目的があって、それに向かって目標を設定するのがあるべき姿です。

自分はどうありたいのか。
向かいたい方向は何なのか。

まず、目的を決めてから、それに向かう為の具体的な目標を設定すれば、より自分らしく、また達成可能なものを設定することが出来ます。

目標達成するために、思考で「こうしよう」とするだけでは難しく、それに付随する気持ち（モチベーション）や、環境（周囲の状況）も重要なポイントとなってきます。

全く気持ちが乗らないのに、目標を立てたところで達成できる筈がありません。他人から強制されて何かをしようとする時と似ていますね。育児中の身だと、自分の都合だけでは動けない面も多々ありますし、周囲の協力も必要不可欠です。

私自身、妊娠→出産→育休のタイミングで数々の資格取得、オヤコラボ立ち上げと精力的にこなしてきましたが、色々と成し遂げられたのは、実現のためのタイミングを逃さなかったことと、周囲の協力を得ることが出来たからです。

周囲も皆新たな目標に向かって進んでいるようなポジティブな状況で、家族にも説明しやすく、協力が得られやるし時期。

コレは、殊に育児期中の目標達成には必須な要素です。

新年始まって間もない今は、絶好の目標設定タイミングなのではないでしょうか。去年までの納得出来ない自分や失敗した事をゼロクリアし、
新しいスタートを切りやすい時期。このような時期に立てた目標は、達成しやすいと思います。

とはいえ、人それぞれのタイミングや条件はあるものです。もし新年の時期を逃したり、気乗りしなかったりしたら、4月1日や10月1日の年度スタートに目標を立てるのもいいでしょう。

自分と同じく、周囲の雰囲気もポジティブな方向に向かっているタイミングの方が、良い影響を受け、実行に移しやすいものです。

目標設定の流れが掴め、達成したい目標が決まってくると、「今年こそ目標が達成できるのでは？」と思い始めた人も多いのではないでしょうか。

目標設定した後に必ず決めてほしいのが、「今日から出来ること」。数ヵ月後或いは一年後に達成する為に、今この瞬間から出来ることを
明確にして、目標と共に紙に書いてください。そして、「明日から」ではなくて、「今日から」始めましょう。

『千里の道も一歩から』今、出来ることをやる。その積み重ねが先にある目標の達成へと確実に繋がっていくのです。もし、何かの資格試験への合格を目標とした場合を例にとると。

育児期にはなかなか自分の時間をまとまって作るのは大変なので、くじけそうになったり、挫折したりすることは多々あると思います。でも、ここは発想の転換で、まとまった時間は諦めて、ちょっと手があいた小さな時間を沢山積み重ねることで、成果を上げよう。と考えを柔軟に切り替えることが成功へと繋がっていきます。

自分にあったやり方を、試行錯誤しながら見つけていくと新たな発見があったりして楽しいですよ。

今年の年末こそ、目標達成し、1年間、努力した自分にご褒美をあげちゃいましょう☆