イギリスの働くママの悩みナンバーワンは“疲労”。
これは、ワーキングマザーについて研究をしている大学の調査結果です。
「慢性的な疲労感が抜けない」
というのが、働くママ共通の悩み。
今回はこの調査結果に基づいた情報をお届けします。
朝出勤する前までに、母親は平均26個もの作業をこなしているそうです。
“朝の26個の作業”の内訳は、
・子どもを起こす
・朝食の準備
・洗濯
・子どもの着替えの手伝い
等で、その殆どが自分のためではなく、夫や子ども、家庭のためのものだそうで・・。
「働くママが朝から疲労気味で、出勤して働き始める前にヘトヘトになっている。 というのは大げさな話ではない。」 と調査担当者はコメントしています。
そんな状況だから当たり前という気もしますが、働くママたちは“夫が大して手伝ってくれないこと”に不満をもっているそうです。
日本と良く似ています。
夫が家庭でする作業は? というと、平均11個で、妻の半分以下。
殆どが自分のこと(髭をそる、新聞を読む等)に限られている上に、ちょっと家事を手伝うと、「自分は家事を良く手伝っている」と自慢気に話したりするらしいです。
イギリスには育メンが多いイメージがあったので、個人的にはちょっと意外な研究結果です。
研究者や評論家たちは、働くママに対していくつかのアドバイスをしています。
それらをご紹介。
1) 働くママ同士で話をすること。
自分の話を聞いてもらい、相手の話に耳を傾ける。同様な問題を抱えているとわかり、悩みが和らぐ。
手段は、電話でもインターネットでもかまわない。
2) 夫とのコミュニケーションを回復させること。
育児に追われて途絶えがちな夫とのコミュニケーションを回復させる。
時には実家やベビーシッターに子どもを預け、夫と映画鑑賞や食事などに外出する。
ただの散歩でも良い。
この時に、夫の家事や育児参加について具体的に話し合ってみる。
3) 日記をつける
「とてもそんな時間は取れない」となりがちだが、これは実に効果が高い。
日記はほんの一行でも良い。
自分と向かい合う時間が精神的な余裕に繋がり、自分を成長させる。
上記3つの専門家アドバイスですが、私は既に実施&実証済みです。
1)の働くママ同士の対話 については、
その必要性と重要性をヒシヒシと感じたことから
ワー育カフェ をいう場を定期的に提供している位です。
詳しくは、ワー育.jpのHP(http://wa-iku.jp)をご覧ください。
2)の夫とのコミュニケーション についてですが、
事務連絡が夫婦の会話となっており、お互い忙しく顔を合わせる機会も減り、
家庭内が殺伐とした時があったため、意図的に2人の時間を作るようにしました。
ほんの少しでも2人で話すようにしたことで、
家庭内の雰囲気もガラリと変わってきましたよ。
3)の日記 について、
私は6年程前からBlog(http://ameblo.jp/wa-iku/)をやっています。
内容はドタバタ育児劇中心ではあるのですが、気持ちや出来事を文字化していくことで
頭の中が整理され、気持ちがスーッとおさまっていくのを感じており、
私のストレス解消法の1つです。
おすすめですよ。
3つの点を心がけながら楽しくワー育ライフを謳歌しましょう。
【開催案内】 働くママ集まれっ!『ワー育フェスタ』
働くママのお悩み解決!をモットーに活動中のワー育.jpは、
10月27日(土)AMにイベント開催します!
託児・イベント”kidsハロウィンパーティ”もご用意しているので、ママは安心してイベント参加できます♪
申込方法及び詳細はコチラ(http://wa-iku.jp/f/)をご覧ください。
※参考文献
・http://www.workingfamilies.org.uk/admin/uploads/WF_WorkingAndFathers-Report-FINAL.pdf
・https://www.uea.ac.uk/polopoly.../1.73363!shared_caring_wp18.pdf
・www.ciimu.org/webs/wellchi/conference_2/streamb/brien.pdf
小田木 友依 【ワー育.jp代表】
記事テーマ
妊娠しても出産しても綺麗でいたい! いつも輝いていたい! そんな願望は誰しもがもっているはず。 でもどこかで「そんなの無理」と諦めてしまってはいませんか? ちょっとしたコツやマインドの持ち方次第で、日々の生活が劇的に変わります☆ 育児も仕事も自分らしく楽しむ方法をお教えします。