ワーキングマザーの皆さんに朗報です!!
ちょっと古い情報なのでご存知の方も多いかもしれませんが、親世代の育児期(私たち世代が育児されていた時)には、まことしやかに信じられていた『3歳児神話』。
つまり、子どもが3歳になるまで母親が保育したか否かがその後の子どもの発達に影響する。という説。
しかしながら、「ソレは間違いであった。」 と、厚生労働省が5年間かけて行った追跡調査によって立証されています。
そして、
・育児は“量より質”
・家族で取る食事が大切
ということが、実証済みです。
アメリカでは、日本で立証されるよりもずっと前から「ワーキングマザーが、子どもを保育園に預けていることと子どもの脳や情緒の発達には関連性はない」ということが提唱されてきました。日本では、未だに色濃く3歳児神話が根付いているように思います。それは、私たちの親世代がまさしく3歳児神話真っただ中に育児をしていたからかもしれません。
ワー育.jpで提供しているワー育セッションを受けている方からも、しばしば3歳児神話の話はでてきます。何となく頭の中にこの存在がかすめて、保育園に預けて働いていることに不安や疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でもご安心ください。3歳児神話は間違いだったのです。
”ワー育.jp”の親的存在である”オヤコラボ”を監修してくださっている、発達心理学教授の田島先生も
「子どもを長時間保育園に預けていることと、子どもの発達の問題には何の関連性もないと発達心理学の観点からも立証されている。」
「子どもといる時間の”長さ”ではなくて”クオリティ”が重要。」
と私たちに教えてくださいました。
実際にフルタイムワーキングマザーとして3人の子育てをしており、3人とも1歳になる前から保育園に預けていた私の意見としても、3歳児神話は否定します。 3人とも早くから社交性と社会性を手に入れ、逞しくそして活き活きと育っています。
保育のプロである保育士さんたちから沢山の愛情と、日々素晴らしい刺激をうけ、元気なお友だちに囲まれてのびのびと本当に楽しく毎日を過ごしています。
私は心の底から「保育園に通わせてよかった!」と思っていますし、同じく保育園に通っている子のママたちもまた、保育園の素晴らしさを実感しています。 そして、専業主婦で3歳児神話真っただ中な時期に育児をしていた私の親も、夫の親も、孫たちの様子を見ていて3歳児神話に対する考え方や保育園に対する偏見が全くなくなりました。
なので、ワーキングマザーの皆さん、安心してください!! 育児は量より質です!
誰かに預ける時間が長くなるなら、その分一緒に居る時間を濃密にすれば良いのです。 いつも応援しています!
小田木 友依 【ワー育.jp代表】
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妊娠しても出産しても綺麗でいたい! いつも輝いていたい! そんな願望は誰しもがもっているはず。 でもどこかで「そんなの無理」と諦めてしまってはいませんか? ちょっとしたコツやマインドの持ち方次第で、日々の生活が劇的に変わります☆ 育児も仕事も自分らしく楽しむ方法をお教えします。