ハッピー・ノート.com

爽やかな季節はあっというまに通り過ぎ、気付けば6月。

各地で梅雨入りし、雨の季節が始まります。

以前、ハッピー・ノート.comが行ったアンケートで、８割以上の人が「きらいな季節」と答えた梅雨。やはり、雨が降ったりやんだりの日が多く、お洗濯などの家事がはかどらないことが理由というかたも多いと思います。

実は、梅雨入りしたといってもずっと雨が降っているわけではなく、特にはじめのうちは晴れ間の出る日も比較的多いのです。それなのに梅雨入りすると気分が滅入るのは、晴れ間のタイミングがつかみづらく、なかなかそこに合わせて上手にお洗濯をすませたりするのが難しいからだと思います。

ならば、雨が降るか降らないか、知りたいときに確実に知ることができたらどうでしょう？

今日は、誰でも利用できる、この時期にとても便利な予報士アイテムをご紹介します。

これからの時期いやなのは、雨が降ったりやんだりと気まぐれで、洗濯物を干す、子どもの送り迎えなど、いちいち空のご機嫌をうかがわなければならないこと。空とにらめっこしたところで、降るのかどうかもよくわからない・・・そんなお困りママの強い味方が「レーダー」です。

レーダーは、天気予報で欠かすことのできないもので、上空の雨雲の様子をとらえ、雨の強さに合わせてそれぞれの色で示されます。雨の降っている日にテレビの天気予報で見たことがある人も多いかもしれません。

これは、実際の、その時の上空の雨の状況を画面であらわしたものなので、これ自体予想を示すものではないのですが、簡単な見方さえ知っていれば、確実に雨を予想できる便利なアイテムなのです。

レーダーは現在、インターネットを通じてパソコンや携帯電話などいろいろなツールで、誰でも見ることができます。

気象庁のレーダーや国土交通省のレーダーなど無料のページをはじめ、気象会社が提供する詳しいレーダー（有料の場合もあり）などさまざまあります。（お知らせ欄を参照くださいね。）

見方はとっても簡単！　レーダーの画面で数時間前からの雨雲の動きをチェックするだけです。お住まいの地域に接近中の雨雲はありませんか？　もし雲の進行方向にお住まいの地域があれば、もうすぐその雨雲がかかります。

また、今降っている雨がいつごろやむのかも一目でわかります。一日中雨の予想が出ている日でも、雨雲と雨雲のすき間があれば、それに合わせてサッと買い物に出ることも可能です。

私も実際の生活で、レーダーをかなり活用しています。雨でもやむを得ず外出しなければならない場面ってありますよね。そんな時、雨が弱まりそうなタイミングをレーダーの色で見分けてスケジュールを決めたりしています。

知りたいときに、確実にすぐわかる！

本格的な雨の季節が始まる前に、レーダー活用術をお試しあれ！

天気予報は、人間が一番得意かというと、そうとも限らないのかもしれません。

以前、番組の企画で、カエルとイモリと気象予報士（私）で天気予報対決をしたことがあります。その結果は・・・カエルには勝ちましたが、イモリとはドロー。

その後、イモリの予報能力と行動について何年も調べているお子さんを訪ねたところ、イモリは雨が近づくと、ほぼ確実に活動が活発になるなど行動に変化がでることがわかったそうです。水辺に生きる生き物たちにとって、命にもかかわる雨。より確実に雨雲の接近をとらえたいっ！というかたは、イモリと一緒に暮らしてみる、というのも手かもしれません。