ジオパークは、地層・岩石・地形・火山・断層など地球科学的に貴重なみどころを地域の遺産として有機的に結び付けた「大地の公園」です。
筑波山から霞ヶ浦にかけた地域には,森や山、湖などの自然に支えられた営みがあり、生物、歴史と文化、風土や民俗、信仰など、多くのジオサイトが集まっています。その大地の価値を再認識して、観光などの地域振興をはかるために、つくば市周辺6市が「筑波山地域ジオパーク推進協議会」(会長・市原健一つくば市長)をつくり、日本ジオパーク認定を目指しています。
地域みんなでジオパークを盛り上げようと、総数217点ものデザインの応募の中からロゴマークデザインが決定しました。
また、2014年4月30日には、パシフィコ横浜にて、筑波山周辺地域の日本ジオパーク認定に向けた、公開プレゼンテーションが開催されました。会場には関係者200人超がかけつけて、手旗を振って盛り上げました。
今後は7月18、19日に現地審査が行われ、いよいよ8月下旬には結果発表になります。はたして、筑波山地域ジオパークは認定されるでしょうか!? 今からドキドキ、楽しみにしています。
現在日本には33地域の日本ジオパークが日本ジオパーク委員会によって認定されています。お住まいのエリアにジオパークがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域の遺産を後世に美しい姿で受け継ぐために、みんなで各地のジオパークの活動を盛り上げていきたいですね。子どもたちが、地域に誇りをもてるように…目指せ日本ジオパーク!
日本ジオパークネットワーク
鷲田 美加 【共育ナビゲーター、つくば市教育委員、保育士】
記事テーマ
「子どもと一緒に、ママ自身も素敵に成長できますように♪」という想いで、共育ナビゲーター・鷲田美加が集めた子育て情報や、子どもの遊び、子どもメニューレシピ、プチ家庭教育講座(親子コミュニケーションのコツ)を連載していきます。ぜひ、みなさんの子育て体験や将来の夢も教えてください。