親子のコミュニケーションは、子どもの成長に欠かせません。子どもは、親子のコミュニケーションの中で、人への愛着、信頼感を持ち、人と関われるようになります。
子どもの話を聞くときは、手を止めて、目を見て、うなずきながら。途中で言葉をはさまずに、子どもが話すのを待って、聞きましょう。
でもね。ママだって人間。忙しくてイライラするときもあるし、落ち込むときもある。子どもの話を聞けないときだってありますよね? そんなときは、「聞いたふり」をしないで、今の気持ちを子どもに伝えましょう。
「ママ、今忙しいからあとでね。」 かわりに、あとで必ず聞いてあげましょう。
「待っていてくれてありがとう。さっきの話聞かせて。」
子どもはそのとき、何を話そうとしたか忘れているかもしれません。 でも、「ママはちゃんと話を聞いてくれるんだ」、という気持ちはきっと残ります。 そうやって、親子の距離が近くなっていったらいいなあ、と思っています。
鷲田 美加 【共育ナビゲーター、つくば市教育委員、保育士】
記事テーマ
「子どもと一緒に、ママ自身も素敵に成長できますように♪」という想いで、共育ナビゲーター・鷲田美加が集めた子育て情報や、子どもの遊び、子どもメニューレシピ、プチ家庭教育講座(親子コミュニケーションのコツ)を連載していきます。ぜひ、みなさんの子育て体験や将来の夢も教えてください。