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腹筋が弱っている産後は、ひとつひとつの動作や日々の姿勢が体に悪影響を及ぼします。その出産後のオムツ替えの体勢は、上半身が丸くなり、背中がCの字になりがちです。そしてお腹は段々腹になり、いっそうたるみが増し、○十歳も老けた姿に見られることも。一日に何度もあるオムツ替えをエクササイズに変えて、見た目もキレイに変身させましょう。

ベビーベッドでオムツ換えをされる方は、立て膝で腰に負担のない姿勢で行うと良いですね。床でおむつ替えを行う場合は、あぐら、もしくは正座での座り方をオススメします。出産後は骨盤周りにある筋肉や靭帯が柔らかく緩んでいますので、ペタンコ座りや横座りの姿勢は骨格の歪みにつながります。

更に上半身の倒し方がとっても大事です。あぐらや正座で座り、赤ちゃんを目の前に寝かせた状態で、股関節から上半身を前に倒します。この時、背中が丸くならず、できるだけお腹が段々腹にならない様に注意しながら腹筋を使います。お腹、背中の筋肉が使われほんの数分のオムツ替えでもちょうど良いエクササイズになります。

あぐらの座り方で慣れてきたら、次は開脚でのオムツ替えもオススメです。ポイントは、骨盤を床に対して垂直に起こすことですが、起こせない場合は膝を曲げての開脚から初めてみましょう。その際も股関節から上半身を倒します。オムツ替えに加えて、洗濯物を畳むときにも使えるライフエクササイズです。

次回は、産後に弱ったインナーマッスルを回復させる足踏みエクササイズをお伝えします。