新しい命がお腹の中に宿ること。それは、宇宙の奇跡のようなものですよね?
心の中は、未来へのさまざまな気持ちがいっぱい。うれしさと、驚きと、未来への不安と。そんな気持ちを、ぜひ、赤ちゃんに伝えてみてください。
ゆったりと、お腹をなでながら、じっくりと、お腹を見つめながら、あなたの感じていることを、ひとつ、ひとつ、伝えてみる。すると、信じられないくらい、心がリラックスしていくのです。
それはなぜか?
赤ちゃんが、ちゃんとあなたの話を聞いてくれているからです。まだ声を出せない赤ちゃんにも、意識と意思はあります。そして、妊娠の悦びと不安でいっぱいのママに、声にならない声で、こう言っているのです。
「ママ、だいじょうぶだよ」
って。嘘だと思います? ほんとうなんですよ、これが。
私の娘は今、7歳。彼女は、私のお腹の中にいた日のことを覚えていると言います。
「くらかったんだよ。そして、そとにでたら、あかるかったの。そしてね、ママがね・・・」
赤ちゃんは、お腹の中にいるときから、ちゃんと意識があり、ママのことも考えてくれているんです。ですから、今妊婦のあなたは、ぜひ、お腹の中の赤ちゃんに、話しかけてみてほしいのです。いっぱい、いっぱい、あなたの話をしてみてください。
そして、それと同じくらい、耳をすましてみてください。赤ちゃんは、何を望んでいるの? それを「感じながら」過ごしてみてください。
まだ見ぬ赤ちゃん。でも、確実に、お腹の中に存在する赤ちゃん。たくさん話しかけて、たくさん話を聞いて、今のうちから会話を楽しんでくださいな。そして、赤ちゃんが生まれて、育って、本当に会話ができるようになった頃に、妊娠時代の話をしてみてください。あっと驚くような発見がありますし、「ちゃんと通じていたんだな」と思うこと、いっぱいありますよ。
めったにない、妊娠タイム。充実した、親子のコミュニケーションタイムにしてくださいね。
安藤 房子 【恋愛カウンセラー】
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安藤房子独自のアドバイス型カウンセリング実績は過去に20000件以上。専門分野である色彩心理学や独自のトラウマ理論、食と心理学研究に基づき、育児や家事のノウハウをお伝えしたいと思っています。特に、働くママ必見! 自身の夢をかなえながらのハッピー育児術ならおまかせください。