わが家が毎日利用している八百屋さん。築地市場から毎朝仕入れた新鮮なお野菜をトラックに積んで売りに来てくれるご夫婦がいます!美味しいもの・いいものを運んできてくれるのでとっても助かり、毎日お世話になってます☆
12月!すっかり朝晩だけでなく本格的な寒さ到来ですね!インフルエンザの流行はまだのようですが、ちらほらマスク姿の方を見かける季節。お子様がいると、どうしても風邪には敏感になる季節ですね。
というわけで、今回は、「冬野菜でインフルエンザやウィルスに負けない体作り①栄養編」と題し、食での予防法についてお話させて頂きます。
風邪は万病の元。風邪をひきやすい人と風邪をひきにくい人がいるのは、なぜでしょうか。
日ごろの食生活が強く関係していると言われています。風邪をひきやすい人は、しっかりと野菜や果物を食べてますか?
風邪予防にはビタミンAとビタミンCを摂取することをオススメします!
ビタミンAは、粘膜の形成に欠かせないビタミンと言われています。これが不足すると、鼻・喉の粘膜が乾燥し風邪のウイルスが進入しやすくなります。ビタミンは、粘膜だけでなく、目が乾燥したり、肌がカサカサになったりもするので、パソコンを使う人や女性は特に美容的にもたっぷり摂りたいですね。
では、何を食べたらいいのでしょうか?緑黄色野菜を食べましょう!
ビタミンAは、ニンジンやカボチャといった緑黄色野菜に多く含まれます。今の季節の旬の野菜では、「ほうれん草、ブロッコリー、小松菜、ニラ、チンゲンサイ」など。こういった緑の濃い野菜を買い物カゴに入れましょう。
ビタミンA(βカロテン)は脂溶性なので油に溶けた状態のほうが、体内の吸収率が大幅にアップします。調理例として、例えばニンジンを生のまま食べるのでは10%しか吸収率はありませんが、おろしてもみじおろしなどにした場合は21%、茹でると47%、さらに油で炒めると一気に80%ととなるようです!
油と一緒に効率よく吸収しちゃいましょう!反対に水には溶けませんので、さらしたりしても溶けでることはありませんよ。
粘膜を強くしてウイルスの侵入を防いでも、防ぎきれないウイルスにはビタミンCで応戦☆ビタミンCは美肌のイメージがありますが、風邪のウイルスに対する抵抗力を高める働きもあるのです。また、他の栄養素の働きをサポートする機能を持つので、ビタミンC単体でなく色々な栄養素とセットで摂取すると相乗効果が期待できます。
サプリメントなどでただひとつの栄養素を摂るのもいいですが、相乗効果を狙って、上手に食品を組み合わせることが腕の見せ所。例えば、肌の健康の為に、旬のみかんと肌の成分であるコラーゲンが豊富なゼラチンで、みかんゼリーをつくる。これなら小さなお子様でも楽しんで一緒に作れて、ママのお肌の調子も良くなり、ビタミンCも摂れていいことばかり☆
しかし、ビタミンCは、「加熱に弱い」「水で流れ出てしまう」という2つの弱点があります。あまり調理せず、皮をむいてそのまま食べられる果物が一番吸収の効率は良いようです。となれば、やはりこれからの季節お手軽なのは、コタツにミカン!そして、ケーキに彩りを添えるイチゴ、お肉をやわらかくする働きもあるキウイフルーツ、などなど。
家庭の食卓にいつも果物を欠かさないようにしたいものですね。
ビタミンAとビタミンCが含まれる冬野菜を最後にまとめます!
大根・白菜・かぶ(葉も!)・ねぎ・カリフラワー・ほうれん草・小松菜・春菊・ごぼう・にら・みかんなど・・・。
ビタミン豊富な冬野菜から、見えないパワーを摂りましょう☆
今回の続編。ヒーリングフードと言われる“鍋”について、『冬野菜でインフルエンザやウィルスに負けない体作り!②鍋編』と題してお届けします!
鍋の中には、旬の野菜がいっぱい!ココロもカラダも温まるこの季節ならではの家庭料理!!
人が集まった時のおもてなしにも☆次回もお楽しみに!
中原 麻衣子 【台所文化伝承家】
記事テーマ
大切な家族の健康は『食』から☆ “食卓”を彩る「野菜・果物」「おもてなし」「ママ」「子ども」にフォーカスを当てて、楽しくお届けしていきます☆
1.旬野菜の紹介
2.おもてなし“レシピ”
3.簡単ベジフルkids cooking!