5月5日は、こどもの日。もとは五節句のひとつ「端午の節句」にあたり、江戸時代のころから男の子の厄除けと健康を祈る行事になりました。最近では、男女問わずお祝いするご家庭も増えているそうですが、男の子の立身出世を祈って、こいのぼりを立てたり、武将が鎧兜を身につけて自分の命を守ったことから、子どもが元気よく育つことを願って五月人形を飾るご家庭も多いと思います。
5月の第二日曜日は、母の日。私たちを生んでくれたお母さん。いつも家事や仕事に大忙しのお母さんに感謝をして、その気持ちを伝える日。母の日にプレゼントするお花は、カーネーション。色々なところでカーネーションを一輪握りしめる小さなお子様や、カーネーションのアレンジメントを持つ女性を見かけ、心温まる日ですね。
Heartful Kitchenの『こどもの日』クッキングレッスン。気持ちのいいお天気の中、3歳~7歳までの男の子&女の子とcooking。こどもの日の由来を知りながら、春野菜をたくさんご用意し、うどやうるいなど大人でも苦手な人がいるような独特の風味のある野菜もあえて登場させ、生でサラダで頂きました。野菜に触れて、嗅いで、調理して、その工程を一緒にすることで、食べてみよう!という意欲が湧きます。
<本日の野菜>
■雪下人参 白
■雪下人参 黄
■人参
■アイコ
■イエローアイコ
■うど
■うるい
■モロヘイヤ
■ほうれん草
■小松菜
■わさび菜
■サラダ春菊
■インカのめざめ
■レモン
■トマト
<うるいとうどのサラダ>
うるいは、斜め切り。うどは、ピーラーで皮をむいた後、ピーラーで薄切りし、うるいと絡め、「ぽんず+マヨネーズ」で和えるだけ♪ 他のレタスやキュウリなどお好みの野菜を混ぜても美味しくいただけます。
Ⅰ.ソーセージ鯉のぼり ※お弁当にもぴったり!
<材料>
ソーセージ
海苔
チーズ
マヨネーズ
ストロー
<レシピ>
①ソーセージの側面に鯉の鱗をイメージして、ストローを刺す。2列3か所ずつくらい。
②少量の油で焼きます。そのとき、鱗に少し焼き目がつくと鱗っぽく見えますよ♪
③チーズと海苔で小さな〇型を作り、マヨネーズをのり代わりにしてくっつけたら、ピックをさして完成☆
Ⅱ.うずらの卵で鯉のぼり ※お弁当にぴったり!
<材料>
うずらの卵
海苔
チーズ
マヨネーズ
ストロー
<レシピ>
①ストローでゆでたうずらの卵に穴をあけ、白身をくりぬく。(ストローを刺し、少し回すと自然に取れます。)
②2列3個ずつくらい鱗を作り、うずらの卵のとんがってるほうを、V字カットし、尾びれを作る。
③チーズと海苔を小さな〇型に型抜き、マヨネーズをのり代わりにしてくっつけ完成☆
Ⅲ.鯉のぼりステーキ
<材料>
牛ヒレ肉
トマト(アボカドでもOK)
レモン
うずらの卵
<レシピ>
①牛ヒレ肉を塩コショウで焼く。
②同じ幅にカットし、盛り付けるとき、肉×トマト×肉×トマトの順に並べていく。
③先頭に、うずらの卵をスライスしたものを目として飾り付け、レモンをくし形切りし、尾びれとして飾ったら、完成☆
そして、いよいよ大好きなママのため、cookingスタート!
Ⅰ.トマトBOX in人参サラダ
<材料>
トマト
人参
雪下人参 白
きゅうり
くりぬき器
フレンチドレッシング(市販のものでOK)
<レシピ>
①全体の5分の1くらいの位置でカット。下は、くりぬき器でトマトの中身をぬく。この時、外側の皮を傷つけないように十分注意しましょう。
②人参・雪下人参・きゅうりを千切りし、フレンチドレッシングと和え、冷蔵庫へ入れて30~40分程度冷やし、味をなじませる。
③②の味が染みたら、①のくりぬいたトマトに入れて、蓋を閉めて、盛り付け。
Ⅱハートフルなお花♪
<材料>
パプリカ
ソーセージ
赤くきほうれん草
塩・胡椒
<レシピ>
①ソーセージをカットし、焼いておく。
②パプリカを厚さ1センチくらいにスライスしハートを作る。形によっては、角に包丁を入れてハート型にしても〇。
③赤くきほうれん草を4センチ幅くらいにカットし、炒める。塩・こしょうで味付ける。
④ほうれん草の茎と葉をわけて、お皿にお花の形にデコレートしていく。茎は茎、葉は葉を作っていく。
⑤ハート形にしたパプリカをお花に見立てて、ハートの中に①のソーセージを入れて完成☆
Ⅲ.そぼろカップご飯
<材料>
ひき肉
卵
ご飯
昆布つゆ
<レシピ>
①ひき肉を炒め、火が通ったところで昆布つゆを少量入れて味をつけていく。味見しながら、ちょうどいい味を見つけてください♪
②生卵で炒り卵を作る。
③カップ半分にご飯を入れ、そぼろを入れる。またカップいっぱいにご飯を入れ、そぼろと炒り卵をデコレートして、2層のカップご飯完成!
Heartful Kitchenについては、こちら⇒☆
中原 麻衣子 【台所文化伝承家】
記事テーマ
大切な家族の健康は『食』から☆ “食卓”を彩る「野菜・果物」「おもてなし」「ママ」「子ども」にフォーカスを当てて、楽しくお届けしていきます☆
1.旬野菜の紹介
2.おもてなし“レシピ”
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