マッサージを始める前に、お部屋の環境つくりとママ(パパ)の準備もしましょう。ちょっとした気遣いが心地よいマッサージへ繋がります。赤ちゃんもママもリラックスしてマッサージできるよう、今回はマッサージをはじめる前のポイントをお伝えしたいと思います。
まずはお部屋の温度設定です。お部屋の温度はママもTシャツ1枚程度で快適と感じられる温度が適温になります。マッサージ中の赤ちゃんは裸んぼう。肌寒く感じると、赤ちゃんは大人の10倍の速さで体温を下げるといわれています。これからの季節、しっかり適温に温めて快適なマッサージを心がけましょう。
また、直射日光やエアコン扇風機の風なども、赤ちゃんに直接触れると、とても冷たく感じます。直接当たらないかなど、再度確認してみましょう!
マッサージは心地よいもの。赤ちゃんの身体に負担にならないよう、タイミングも大切ですね!授乳後や食事の直後などは、少し時間をおいてマッサージしましょう。満腹でも空腹でもない時間帯にマッサージすることで、身体に負担なくおこなえます。
お風呂後も、30分程度あけるといいですね。また、予防接種の前後24時間はマッサージを控えるようにしましょう。
マッサージをおこなうママ(パパ)清潔を心がけたいものです。マッサージは手のひら全体を使いますので、まずはしっかり手洗い!また爪も短く切っておきましょう。結婚指輪などやアクセサリー、時計も外しておきましょう。赤ちゃんのデリケートなお肌を傷つけてしまう原因になりまねません。手荒れなども無いかなど、チェックしてみるといいですね。
マッサージ中は、お部屋に必要な小物達を揃えておくと安心です。まずは「バスタオル」タオルは、赤ちゃんをしっかり包める大きさが便利です。赤ちゃんは気持ちよくなると、おしっこやうんちをすることもあります。余分にバスタオルやハンドタオルなどもストックしておくと、とっさの時に役立ちます。また、防水シートやおねしょシートのようなものを予めひいておくと、防水対策にもなります。お気に入りの籠や、持ち歩きに便利なバックにセットしておくのもいいですね!
最後に、マッサージの後の水分補給できる物もお部屋にあると助かりまります。さ湯、お茶、ミルク用のお湯など、赤ちゃんの飲み物もたっぷり用意しておきましょう。時間も有効利用しながら、ゆったりした気持ちでベビーマッサージを取り入れてみてくださいね!
森田 知子 【ベビーマッサージセラピスト】
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