今回はプレママさんなど、これから赤ちゃんと接する方へのベビーマッサージをお伝えしたいと思います。ベビーマッサージというと、出産後の赤ちゃんとのタッチコミュニケーションというイメージかもしれません。しかしベビーマッサージには、「産後のママに育児への自信とゆとりをもたせる」という効果があります。
プレママ期にベビーマッサージを理解していることで、よりゆとりをもって赤ちゃんに接することができ、絆つくりに役立ちます。今回より最終回まで、3回に亘り紹介させていただきたいと思います。
誕生時から4週間までの赤ちゃんのことを「新生児」といいます。この頃の赤ちゃんは胎外で順応していく期間で、大人のように体温を調整することも機能も十分ではありません。赤ちゃんの体温は周囲の環境(温度)にも左右されることが多いので、マッサージ時にはお部屋の環境を整えてあげることがとても大切な時期になります。
新生児の赤ちゃんの身体の特徴は、腕はW字、足はM字といったカタチをしています。この頃のスキンシップはシンプルに。この身体のラインを保ったまま、マッサージというよりも軽く触れるようなイメージです。脳の発達や免疫力の向上のほか、意思の疎通や赤ちゃんの体調やご機嫌など感じることができるベビーマッサージ。まず赤ちゃんの身体の発達と様子について知っておくことが大切です。
次回もひきつづき、プレママ期のベビーマッサージと出産後の母子の身体についてご紹介させていただきます。
森田 知子 【ベビーマッサージセラピスト】
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ベビーマッサージは日常の子育てに取り入れられる、 触れ合いコミュニケーションのひとつです♪ 赤ちゃんは触れ合いが大好き! ベビーマッサージの基礎知識、効果、簡単にできるマッサージなど わかりやすく楽しく!毎日の子育てに取り入れたくなる 「ベビーマッサージ」をお届けします♪