以前の記事では「お部屋の準備」についてご紹介させていただきました。梅雨入りし少し寒い日は少しお部屋を暖めておくといいですね。今回は準備後の「ベビーマッサージの始まり~終わり」までの流れについてお話させていただきます。
お部屋の環境を整え、流れを把握しておくことはとても大切です。ママの気持ちのゆとりができますし、じっくりとマッサージに向き合うことで、赤ちゃんの反応にもいち早く対応できます。何よりママもマッサージにも集中することができますね。
自宅教室でもこちらと同じ流れですすめています、これからのおうちマッサージの参考にしてみてくださいね。
まずは赤ちゃんに、マッサージオイルの感触やママの手の触れる感覚に慣れてもらいましょう。マッサージオイルを手で温めてから、ゆっくりと赤ちゃんのお腹にオイルをなじませていきましょう。このとき必要なグッズは大きめのバスタオル、マッサージオイル、防水シートです。
次にリラクゼーション。深呼吸して呼吸を深め緊張をほぐしていきます。同時に赤ちゃんもマッサージのできる状態かどうか、呼吸やご機嫌などから感じとってみましょう。
マッサージ始めるよ、いいかな!のお声掛けで、赤ちゃんの意思の確認と人格の尊重を伝えましょう。ママも赤ちゃんも心と身体の準備が整ってこそリラックスできるマッサージになります、始まりの合図は大切なポイントです。
マッサージは赤ちゃんの身体の負担の少ない箇所、また普段から手の抵抗感の少ない(触れられることになれているところ)「足」からスタートしましょう。まず右足から始め、次に左足のマッサージと移ります。
マッサージの流れは、足→股関節→お腹→お胸→腕・手→背中の順序ですすめていきます。※こちらはレッスンでの基本的な順番です。おうちでは赤ちゃんの月齢、様子を見ながらすすめてください。
このように右足(心臓からいちばん遠い箇所)からマッサージすることで、初めてマッサージを経験する赤ちゃんにも身体に負担を掛けずに、全身くまなくマッサージすることができます。身体もポカポカ温まり、赤ちゃんも喜んでくれるマッサージができますよ!
次回はマッサージ終了後の赤ちゃんのケアについてご紹介させていただきます。
森田 知子 【ベビーマッサージセラピスト】
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ベビーマッサージは日常の子育てに取り入れられる、 触れ合いコミュニケーションのひとつです♪ 赤ちゃんは触れ合いが大好き! ベビーマッサージの基礎知識、効果、簡単にできるマッサージなど わかりやすく楽しく!毎日の子育てに取り入れたくなる 「ベビーマッサージ」をお届けします♪