もう暦の上では春を迎えてますが、季節の変わり目は体調を崩しやすいですね。
インフルエンザの流行も、放射能の影響も心配です。
でもウイルスや放射能などが空気中に蔓延していても、病気になる人とならない人がいます。
その差は「免疫力」だそうです!!
お子さんの「免疫力」を上げることって、日々の生活、特に「食」が鍵。
その鍵を握ってるのはお母さんです!
発酵菌類には「乳酸菌」「酵母」「酢酸菌」「麹菌」等いろいろな種類があります。
味噌、醤油、酢、ピクルス、ザーサイ、ぬか漬け、キムチ、チーズ、ワイン、ドブロク、ヨーグルト、納豆、鰹節、ひしお、梅干し、甘酒、等々。日本人になじみ深いものが多いのです。
中でも植物性の発酵食品は日本人に合っているそうですので、積極的に取り入れましょう。
私は最近、「塩麹」「米とぎ汁乳酸菌」「玄米甘酒」をキッチンの三種の神器として、そのまま食べたり調味料に利用したりしています。
テレビや雑誌で大流行の「塩麹」。完成品も売っていますが、ウチで簡単に作れます。
①麹100グラムに水100グラム、自然塩大さじ2弱を混ぜる。
②一日一回かき混ぜて、1週間常温に置く。
③出来たら冷蔵庫に保存。
麹は最近スーパーで売れ切れていることもありますが、Amazonでも買えます。
「塩麹」の使い方
◎とにかく塩の代わりに使えます。スープやサラダ、炒め物、煮物、なんでもコクが出ます。
◎野菜や肉、魚を漬けておきます。時間がなければ、和えるだけでも美味しいです。
◎油と酢、醤油を加えてドレッシングにも。
写真:岡本珠子さん
①玄米か精米したての分搗き米を拝み洗いし、1 番とぎ汁をペットボトルに入れる。
② 1%の自然塩を入れて振る。
③次の日3%の黒糖を入れて振る。
④ 1 日1 回振る。
⑤ 4、5 日してシュワシュワしてきて酸っぱい味がしたらできあがり。
「米とぎ汁乳酸菌」の使い方
◎霧吹きにエッセンシャルオイルやハーブも入れて、部屋にスプレーしたり、拭き掃除に使う。
◎ジュースに混ぜて飲む。
◎酢のようにドレッシングに使う。野菜を漬ける。
◎お風呂に入れる。
◎「乳酸菌豆乳ヨーグルト」のモトにする。
①炊いた玄米300g と水300cc を合わせてミキサーにかける。
(炊きたてなら水、冷たい玄米ならお湯で)
②ほぐした乾燥こうじ100g といっしょに炊飯器入れて保温で10 時間置く。
炊飯器のフタはあけてぬれ布巾をかけておく。
100 円ショップで売ってる調理用温度計で温度を測って55-65 度位に保つ。
温度高くなりすぎたら、スイッチを切って調節。(ナーバスにならなくても、けっこう上手くいきます。)
たまにかき混ぜる。
「玄米甘酒」の使い方
◎これをお湯で薄めれば甘酒です。生姜入れると美味。豆乳と混ぜて冷やしたのも美味しい飲み物。
◎野菜を漬ける。
◎冷蔵庫に保存しておいて、甘味噌炒めやドレッシング等、料理の甘みに使えます。
◎スイーツ作りにも砂糖の代わりに使用。
簡単ですので、是非作ってみてください。
次回はこの3つを利用したレシピをご紹介しますね。
◎「イン・ヤン カレンダー2012-2013」発売中!
旧暦/月暦カレンダー ◎2011年12月25日-2013年2月9日 ◎525円(税込)
(月の満ち欠けリズムに寄り添う暮らしのアドバイス付き)
詳細・ご購入は→ こちら★
小川 千秋 【「つきよみサロン」主宰】
記事テーマ
都会でもできる月のサイクルに沿ったナチュラルで簡単な生活や子育て、ごきげんに生きるための食と身体と心について提案します。また旧暦の行事にまつわるお話や月に関する絵本や音楽や映画の紹介、ナチュラルな簡単なおやつのレシピなど。子供と一緒の日々がもっと楽しくなりますように!