ブルームーンって言っても月が青くなるわけではありません。
ブルームーンは見た人に幸せをもたらすとも言われています。
ちなみに、次のブルームーンは2015年7月31日!なんと3年後です!
満月時間の夜の11時頃、私はマンションの屋上で一人こっそり「カタカムナの舞」やら「ベリーダンス」を踊りました。
後でムスコもやってきて、お能の謡「羽衣」を朗々と謡ってくれました。小学生の時「こども能」で習った謡を、まだしっかり覚えているのです。
風も涼しく、気持ちのよい時間でした。
「新月はお願い事をする日」そして「満月は願いが叶う日」だと言われています。
以前は満月の度に「ラッキーなこと」や「楽しいこと」を期待していましたし、実際にそんなことが沢山ありました。
それらは全部自分の外側からやってくるしあわせでした。
今回の満月はなんとなく違いました。じわーっと内側が満たされていました。
その日は特別なことは何もありませんでした。
仕事をして、銀行や買い物に行って、ついでに神社に寄ってお詣りして、夕食を作って、後片付けをして、ちょっとテレビを見て・・・・。本当に地味な普通の日でした。
でもこの普通の一日を送れるって、そしてその一日を家族と過ごすことができたってことが奇跡なんだ、ありがたいな〜って感謝の気持ちでいっぱいでした。
家族とも友だちとも、この自分のボディともお別れする時が必ずいつか来ます。今日の一日はかけがえのない奇跡・・・。
このブログの読者さんは子育て真っ最中の方が多いと思います。
お子さんが小さいウチは、自分の時間がほとんどありません。ましてやお仕事をしていらっしゃる方は本当に大変だと思います。夜に飲みに出かけたり、映画やコンサートに出かけたり、趣味や習い事などもほとんどできないと思います。
また、専業主婦の方は逆に育児の責任を自分一人で背負わなければならず、逃げ場がないように感じることもあるでしょう。
お母さんは何をしていても頭のスミに子どものことがありますし、いつも自分より子どもの幸せを願っています。
でもね・・・身体もココロも疲れちゃって、子どもに当たる時だってあるんです。
お母さんというお仕事は、誰にも評価されない地味なお仕事。
回りの女性が輝いて見えて、それに比べて自分は家事や育児でボロボロ・・・そんな自分がイヤになる時だってあるんです。
そんな時この立花大敬さんの詩を思い出すんです。
声高に世界平和を叫び
世界を乱している人がいる
トントントン
台所でキュウリを切りながら
その音で 世界を救っている人がいる
(立花大敬さんの詩より)
子どもがいる人もいない人も、女性性は母性なのだと思います。
母性って、自分より全体を大事にするってこと。命を大事にするっていうこと。
競争じゃなくて共生、調和。
これからは女性性の時代だと言われています。
私たち、つながって母性を発揮して、自分の内側から地球をひっくり返してしまいましょう!
そうしたら新しい時代が始まります。もうすぐ・・・のような気がします。
これは2011年のベリーダンスの発表会〜
この1年間、この場をお借りして、月や育児や食にまつわるつたない話を書かせていただきました。
読んで下さった皆様、ハッピー・ノート.com関係者の皆様、どうもありがとうございます。
月が満ちては欠けるサイクルを繰り返すように、私たちは日々変化しています。始まりがあり、終わりがあり、また始まりがあり・・・。
今後もHPやブログ、Twitterやfacebookなどでのんびり発信しています。また「つきよみサロン」も不定期に開催しております。是非これからもつながってくださいね。お待ちしてます!
来年の「イン・ヤン カレンダー」も10月頃には発売予定です。月の満ち欠けに寄り添う生活の指針に、どうぞよろしくお願いします。
皆様にありったけの感謝をこめて・・・
小川 千秋 【「つきよみサロン」主宰】
記事テーマ
都会でもできる月のサイクルに沿ったナチュラルで簡単な生活や子育て、ごきげんに生きるための食と身体と心について提案します。また旧暦の行事にまつわるお話や月に関する絵本や音楽や映画の紹介、ナチュラルな簡単なおやつのレシピなど。子供と一緒の日々がもっと楽しくなりますように!