2012年が始まったばかり…と思っていましたが、早いものでもうすぐ2月です。
この時期になるとマスクをする方が増えてきますね。
風邪、インフルエンザの予防、そして…「花粉症」対策としての方も多いのではないでしょうか。
今では社会現象ともなっている「花粉症」。
目はショボショボ、鼻はタラタラ、そして顔も乾燥…。なった人にしかわからない、という辛さ。
しかも今春の花粉の飛散量の多さについては、TVでも随分話題になっていますね。
そんな花粉症にはたくさんの治療法が紹介されていますが、実はアロマテラピーも大活躍してくれます。
今回のアロマライフのご提案は小学生から花粉症持ちである私が(苦笑)、この時期に実践している花粉症対策について2回にわたってお伝えいたします。
まず大きなポイントは「身体の中になるべく取り込まない」ようにすること。
外出後、身体についた花粉は家の中に入る前に払って落としましょう!これだけでもかなり違いますよ。
アロマ的なお話をすると、精油の中には、目や鼻の粘膜の炎症を抑え免疫細胞の働きを整える成分、「1.8シネオール」を多く含むものが多くあります。
この成分は、細菌やウィルスの増殖を抑制し、感染症予防などの効果もあります。
写真はティートリー。
オーストラリア原産のこちらの植物は、抗菌、去痰、抗ウイルス、免疫強化などすばらしい作用がたくさんあります。
風邪の初期症状、喉のイガイガなどにもいいですね。
ちなみにわが家では、帰宅したら、まずはこれを1滴コップに垂らしてうがいをしています。
① マスクをする
外出をするときにつけるマスクに、精油を1滴垂らしたティッシュやガーゼを入れます。
鼻がすっと通るようになります。時間が経過して、香りが薄れてきたら、また追加して使用します。
ただし直接肌に触れないように気をつけましょう。
◆精油:ユーカリラディアータ、ティートリー、ペパーミントなど
② 芳香浴をする
アロマポット、アロマディフューザーなどに精油を垂らして香りを部屋に拡散させます。
アロマディフューザーなどがない場合は、ティッシュに4~5滴垂らして香らせてもOK!
また、外出中やオフィスで鼻がむずむずしたら、ハンカチに精油を1滴垂らして香りを嗅ぐのもオススメです。
◆精油:ユーカリラディアータ、ティートリー、ラベンダー、ペパーミントなど
③ ハーブティーを飲む
鼻水、鼻詰まりなどの作用があるのはエルダーフラワー。それにネトル。アレルギーを受けにくい体質に導いてくれるハーブといわれています。
あとはペパーミントなどをブレンド。メントールの爽やかな香りが、ムズムズの鼻をスッキリさせてくれますよ♪
また、エルダーフラワーは風邪やインフルエンザの初期症状をやわらげてくれるハーブとしても注目されています。
ですので、この時期はエルダーフラワーが入ったハーブティが特におすすめです!
ハーブも漢方のように身体と心にゆっくりと穏やかに作用するものですので、できれば花粉の飛散が始まる前から飲み始めるといいですね。
最近ではブレンドしてあるハーブティも多くありますので、そういったものでお好きな味をお試しください。
最近の私のお気に入りは「ハーブコーディアル」。
ハーブコーディアルとは、イギリス生まれの伝統的なハーブ飲料で、ハーブのエキスを濃縮したものです。
原液は甘いシロップで、水や炭酸水、またはアルコールで割ったり、ハーブティーに砂糖代わりとして入れるなどの方法で利用します。
また飲むだけではなく、甘さとハーブの風味をお菓子や料理で活かすという利用方法もあります。
◆ハーブ:エルダーフラワー、ネトル、ペパーミントなど
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まずは今日ご紹介したような、毎日簡単に出来ることから取り入れてみてはいかがでしょうか?
寒い冬のひとときを香りで楽しみながらの花粉症対策。今年は少しは楽になるといいですね。
では今回はここまでです。
次回は花粉症、冬の乾燥のカサカサ対策をお伝えします。
※アロマテラピーは医療行為ではありません。
記事内でご紹介したアロマテラピー、ハーブのレシピなどによって生じた問題に対する責任は負いかねます。
ご自身のご判断の元、実践していただきますようお願いいたします。
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◆ブログ「子連れでおけいこ★ビアンジェ★たまプラーザ&用賀」はこちら★
◆HPはこちら★
斉藤 智子 【ベビーマッサージ&アロマテラピー教室『ビアンジェ』主宰】
記事テーマ
ママの生の声から実感したのは、ママが上手に気分転換をしたり、リラックすることは、家族の笑顔につながること。ベビーマサージの基本でもある『タッチケア』の大切さは年齢を問わず大切なコミュニケーションであること。
ママ&ベビー×スキンシップ×香り~をテーマに、家族みんなで楽しむアロマライフやタッチケアを連載します。