前回、キャンドルの炎のゆらぎ=「1/fゆらぎ」が人がリラックスするのにちょうどいいというお話をしました。
自然界にたくさんあるこの「1/fゆらぎ」。川のせせらぎ、風の音、星のまたたき…それらが同じようなリズムを持っているというのも不思議。でもうなずけますね。
では、早速、前回お知らせした材料で、今回は好きな香りをつけたソイキャンドルを手作りしてみましょう。
ソイキャンドルとは『Soy Candle』、つまり大豆を原料とするワックスから作られたキャンドルのことです。
ゆるやかに溶ける蝋と優しく揺れる炎、そしてほんわりと包み込むような香りの広がりに特徴があります。
石油系のパラフィンキャンドルと違ってすすが出にくく、また低温でゆっくり燃焼するため、普通のキャンドルよりも30%~50%燃焼時間が長いのです。
人にも地球にも優しいキャンドルなんですね。
では作ってみましょう!
【材料】
◆ソイワックス
◆キャンドル芯
◆座金
◆ビン
◆割り箸
◆精油
①ボウルにソイワックスを入れて、湯せんで溶かします。(図1)
②その間に、溶けたロウに浸したキャンドル芯を座金にセットします。セットしたらピンチでつぶして固定しておきます。(図2)
③座金がビンの底に付くように割り箸ではさみます。(図3)
④あら熱が取れたソイワックスに好きな香りの精油を垂らします。(図4)
今回は、『夜のゆったりタイムに』
ローズオットー、ローズウッド、ベルガモット
甘い香りの中に、ベルガモットの爽やかさ。
幸せな気分でゆったり~♪
⑤そのまま涼しい場所に置いて、固まればできあがり!(図5)
【ご注意】
火を灯すときは、燃えやすいものの近くでは行わないようにしましょう。
また、消火は確実に行ってください。
精油を変えることで、虫よけキャンドルも作れますよ!
◆シトロネラ
◆ローズマリー
◆ティートリー
そして上にはカレンデュラの花びらをで散らしてみました♪
材料を揃えれば、短い時間で作れるオリジナルキャンドル。
ほんのり香るいい匂いと、炎のゆらぎ。
お好きな香りで、ゆったりとした夜をお過ごしくださいね。
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ママの生の声から実感したのは、ママが上手に気分転換をしたり、リラックすることは、家族の笑顔につながること。ベビーマサージの基本でもある『タッチケア』の大切さは年齢を問わず大切なコミュニケーションであること。
ママ&ベビー×スキンシップ×香り~をテーマに、家族みんなで楽しむアロマライフやタッチケアを連載します。