満開の桜に囲まれた今年の春。
入園、入学、進学、社会人…子どもも、送り出す大人もそれぞれが期待とちょっとのドキドキを持ってスタートされたことと思います。
外で頑張ってきて、気持ちがきゅっと緊張しているとき、ちょっと心を落ち着けたい、そんな夜は、『キャンドル』を灯して身も心もゆっくりしてみませんか?
今回は、アロマキャンドルの作り方を2回にわたりお話しさせていただきます。
キャンドルの火は、じっと見つめると吸い込まれそうな感覚になりませんか?
風がなくても炎が少しずつ揺れて、長くなったり短くなったり。
他にも、星の瞬きと人のα波(安らかな気分の時に出る脳波)のゆらぎに共通性があることがわかってきたそうです。
そして、このゆらぎを「1/fゆらぎ」と呼んでいます。
この「1/fゆらぎ」は自然界に多く見られます。
波の音や風の強さなども1/fゆらぎであると言われています。
とくに、人の耳に心地よく聞こえる潮騒の音やそよ風などは、1/fゆらぎの傾向が強く見られるといいます。
不規則な、それでいてなんだか落ち着く。
…自然のリズムってすごいな、と思う瞬間です。
さて、最近では「キャンドルナイト」と称し、電気を消してキャンドルを灯すーそんなイベントも見られるようになってきました。夏至や冬至にあわせて行うことが多いかもしれません。
野外のイベントに参加しなくても、ご自宅でキャンドルを点し、ゆったりバスタイムや読書タイムをしてみましょう。
思いのほかリラックスできるので、とてもオススメです。
我が家でも、ちょっと落ち着きたいとき、じんわりと夜の時間を感じたいときにキャンドル数本の灯りの中で過ごすことがあります。
といっても、子どもたちにとってみれば、ちょっとワクワクするイベント感覚かもしれません(笑)。
では次のコーナーで簡単にできて、環境にも優しいキャンドル作りをご紹介します♪
今回はベースになるソイキャンドルの材料・道具をご紹介いたします。
◆ソイワックス
色は乳白色、ほんのり大豆の香りがします。ススも出にくく、柔らかい灯りのキャンドルを楽しめます。
環境にもやさしいのがポイント。
◆キャンドル芯
細い綿糸を何層にも編込んだ芯。
コーティング処理がされていないので、使用前にワックスに浸してコーティングします。
◆座金
中央の突起している部分に芯を差込み、ペンチなどで潰して固定します。
◆ビン
溶かしたソイワックスを流し込みます。
◆割り箸
ワックスが固まるまで固定するのに使います。
◆精油
香りをつける場合に必要。
次回の記事ではソイキャンドルを実際に作っていきます。それまでにぜひ材料をご用意くださいね!
ビアンジェは、「子どもと一緒に楽しむアロマライフ」テーマに日々更新中です。
アロマテラピー、ベビーマッサージ、ベビースキンケアのレッスンのほか、ママ&プレママさんのための一眼レフ・デジカメ教室、親子撮影会「フォト*タッチ」など、お子様と一緒に楽しめるイベントやレッスンも企画しています。
またこの春から「私だけの香り、マイ・アロマ」をスタート。
今の心、好きな香りからチョイスした世界にひとつだけのアロマブレンドセッションを開始いたします。
斉藤 智子 【ベビーマッサージ&アロマテラピー教室『ビアンジェ』主宰】
記事テーマ
ママの生の声から実感したのは、ママが上手に気分転換をしたり、リラックすることは、家族の笑顔につながること。ベビーマサージの基本でもある『タッチケア』の大切さは年齢を問わず大切なコミュニケーションであること。
ママ&ベビー×スキンシップ×香り~をテーマに、家族みんなで楽しむアロマライフやタッチケアを連載します。