もうすぐ雛祭り。
心もうきうきとピンク色に染まる春ももうすぐです♪
さて今回はそんな「桃の節句」にちなんで「和」の香り、『月桃』を使った、子どものアロ石けん作りのレポートをお届けいたします。
ところでみなさま、『月桃』をご存知でしょうか?
産地は沖縄や八丈島、台湾など亜熱帯に分布している植物で、成長すると2m以上にもなる植物。
花のつぼみが桃のような形をしていることから『月桃』と名づけられたそうです。
〈白とピンクが可愛らしい月桃の花〉
桃の字が使われていますが、実は桃の香りがするわけではありません。
なんと…「ショウガ」の仲間なんです。
ショウガ科である月桃の葉には独特の香りがあり、防虫・防カビ・防腐・殺菌作用があるのです。
沖縄ではお餅(ムーチー)を月桃の葉で包み、蒸したものを健康・長寿の祈願のためいただく風習があります。
また、近年の研究では、月桃の葉は、シワやシミなど老化の原因につながる活性酸素を抑制するポリフェノールが、赤ワインの数十倍も含まれているということがわかってきました。
今回はそんな『月桃』葉の浸出液(ハーブチンキ)を使って、抗菌作用も高く、身体にもやさしい手ごね石けんを作ります。
〈3ヶ月以上漬け込んだ月桃の葉のハーブチンキ〉
では石けん作りの様子です♪
【材料】
・石けん素地(固形石けんを摩り下ろしたものでも可)
・月桃のハーブチンキ(ウォーター、浸出液など)
・クレイ(お好みで)
・ドライハーブ(お好みで)
【作り方】
①石けん素地に色をつけたい場合ははじめにクレイを入れてよく混ぜ合わせる
②ハーブウォーターを入れて、よくこねる
③クッキー型を使ったり、手で成型して、お好みでドライハーブなどで飾り付ける
④2~3日涼しいところで乾燥させてできあがり!
手ごね石けんは、粘土のようにコネコネと作ることができるので、子どもたちもとっても楽しんで作ってくれました。
お家で作る場合は、固形石けんをおろし器ですりおろせばOK♪
お団子のようにフリーハンドでも、クッキーなどの型を使っても楽しめます。しばらく乾燥させれば出来上がりです。
この石けんは、普通の固形石けんよりも若干溶けやすいので、使用後は浴室の外に出して乾燥させてくださいね!
2012年より、チャリティプロジェクト『mama loves JAPAN!』のメンバーとして活動させていただくことになりました。
未来のこどもたちのために、私たちママができることをひとつずつ。
ママ、こども、家族みんながつながる、そんなイベントやレッスンを企画してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
そして早速2/4、mama loves JAPAN!後援により「ママと子どものアロマ自然香水ワークショップ」を開催させていただきました。
15組30名以上のママ・お子様にお集まりいただき、アロマとは?という基礎のレクチャー、家庭で活用できる精油のご紹介など、実際に香りを嗅いでいただきながらお話させていただきました。
風邪やインフルエンザも流行る時期とあって、みなさまからも、実際に小さなお子さまがいる場合は?精油のブレンドはどうしたらいいでしょうか?など、たくさんのママの声をいただきました。
今後はビアンジェの「家族のアロマの薬箱」として、身近な疑問をわかりやすく、かつできるだけ取り入れやすい方法で楽しめるアロマライフをご提案させていただきます!
春休みもこどものアロマワークショップを企画中です。詳しい日程はブログをご覧くださいませ。
斉藤 智子 【ベビーマッサージ&アロマテラピー教室『ビアンジェ』主宰】
記事テーマ
ママの生の声から実感したのは、ママが上手に気分転換をしたり、リラックすることは、家族の笑顔につながること。ベビーマサージの基本でもある『タッチケア』の大切さは年齢を問わず大切なコミュニケーションであること。
ママ&ベビー×スキンシップ×香り~をテーマに、家族みんなで楽しむアロマライフやタッチケアを連載します。