久しぶりの更新になりました。
ハッピー・ノートcom.に記事を書かせていただいてから2年が過ぎました。
絵本であそぶシリーズも気づけば何十冊もご紹介してきました。
参考になる絵本はありましたでしょうか。
子どもたちのとなりにいつもある絵本。たくさんの遊びのヒントが隠れています。
「遊んでばかりいて」という言葉は大人からみた「遊ぶ」というイメージであって、「勉強する」の反対は「遊ぶ」という否定的な意味で捉えられることが多いですが、「遊ぶ」ということほど自発的で五感を刺激できることはありません。
興味を持ってどんどん「遊ぶ」ことがいろんなことを発見したり、それを吸収する力になります。
たくさん遊んでください。絵本はどんなふうに遊んだらいいかのヒントが隠れています。
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今月ご紹介する絵本はこちら。
『おまえうまそうだな』
宮西達也・作 ポプラ社
映画化にもされているのでご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、ティラノサウルスが卵から産まれたばかりのアンキロサウルスの赤ちゃんをみつけ、「おまえ、うまそうだな」と襲い掛かろうとします。
すると初めて会った大きな「大人」を前にアンキロサウルスのあかちゃんは「ぼくのなまえはうまそう」だと思い、ティラノサウルスのことを「おとうさん」だと思います。
はじめは獲物のはずだったアンキロサウルスにだんだんと愛情が芽生え、本当のお父さんになっていくティラノサウルス。
でもお別れが近づいてきます。
最後のお別れの寂しいこと。愛がたくさんあふれたお話です。
レッスンで何度もこの絵本を読みましたが、読むたびに幼稚園の年長さんの男の子が「おれ、なみだがでた」といって泣き、お父さんお母さんが泣き、そして私が泣き。。涙なくしては見られない絵本なのです。
さあ、今回はいろんな色のたまごを作ってみましょう。
まずはおうちにあるたまごを上手に割って中身を取り出します。
爪楊枝で穴をあけて・・というところまではしなくてもOKですが、たまごの形になっている方が面白いですね。
中を乾かしてから絵の具を使って色を塗っていきます。
筆なんか使わなくてもOK。指で上手に塗れますよ。
たまごがわれないように色を塗るのって難しい。。
真剣です。
乾いたらデコレーションしてもいいし、上からペンで書いても
また面白いです。
出来上がったら中にビー玉のアンキロサウルスくんを入れて
「コトコト・・」となる音を聞いてみましょう。
たまごを大事に持って音を鳴らしながらお散歩しても楽しい。
途中でお友達に会ったら自分のたまごを見せ合いっこしましょうね。
せっかく上手に作ったたまごですが、たくさん遊んだら今度はぐちゃっと潰してしまいましょう。
もったいない!!けれど、つぶす感触もまた楽しいです。
潰したら、お友達の色と混ぜていろんな色のパーツができます。
たまごの形を画用紙に描いてそこに木工用のボンドをつけます。
そしてそのパーツを貼っていきます。
細かく割ってつけていくとタイルみたいに見えます。
またまた違ったうまそうの絵が出来上がりました。
割れそうなたまごを大切に扱うということもここまでたまごを
遊ぶと自然と分かってきます。
途中でたまごが割れてしまっても、そこで感じることができます。
「遊ぶ」から学べることをたくさんやらせてあげてくださいね。
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平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。