毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
話題はオリンピックでしょうか。
日々選手たちの活躍が楽しみですね。
今回紹介するのはこちら。
あかまるちゃん
(デビッド・A・カーター作・絵 きたむらまさお 訳 大日本絵画)
この絵本。開いてびっくり。
なんと飛び出してきます。
他にも、あかまるちゃんがくるくる回るページや、
のこぎりにようにぎりぎりと音の出るページもあります。
全てが奇想天外!!子どもはもちろん、大人も夢中になってしまいます。
一番上にあるのがあかまるちゃん。
このあかまるちゃん、各ページにこっそり登場します。
子どもたちはこのあかまるちゃんを探してどんどんその世界に入っていきます。
文字のない、文章のない絵本はどうやって遊んだらいいでしょうか。
こういう立体絵本はその構造や、音を楽しむのはもちろんですし、あかまるちゃんを探すのも面白いですが、お話を作ってみるのも楽しいです。
お子さんが小さいうちはお父さん、お母さんが作ってあげると
とても喜びます。
「あかまるちゃんのぼうけん」とか「あかまるちゃんとなかまたち」とか?
なんでもいいですが、タイトルをつけて考えると即興でもちょっと面白いお話になります。
年中、年長さんくらいになってくると自分たちでお話を作っていくことができるようになります。
まずは大人がやってあげると入っていきやすいですね。
でも大人よりもずっと子どもたちの想像力は面白いですよ。
どんなお話ができたかな?
面白い話がどんどん膨らんできたら、今度はみんなもとびだすお話を
作ってみましょう。
といってもこんなにすごい立体的なものは難しいので紙テープを使います。
紙テープはスーパーなどの文具のコーナーにはたいてい置いてあります。
ピンク、白、水色、むらさきもあります。
普通の紙にこのテープを好きなように切ってのりで貼っていきましょう。
紙テープは好きな長さに簡単に切れるし、立体的にも貼っていくことが
できます。
自分の考えたものがたりの1ページを絵にしていきます。
こんなに賑やかなお話のできあがりです。
みんなのお話をつなげていってもいいですね。
想像は無限に広がります。
報告です。
8/1、2、3の2泊3日でお知らせしたように宮城県の気仙沼の2つの幼稚園で
復興支援コンサートをやらせていただきました。
車で9時間!!
長い長い道のりでしたが、本当に行ってよかったです。
2日で250名のみなさんが来て下さいました。
元気いっぱいの子どもたちに圧倒されそうになりました。
一緒に盛り上がりました。
一方で復興はまだまだの場所もたくさんあって、震災のすごさが
まだまだ残っていました。こちらは陸前高田。
1年半経ちましたが、まだまだ先は長いです。
私たちもまだずっと支援を続けていきたいと思います。
詳しくはブログをごらんください。
Azusa diary
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。