いろんな表情で遊ぶ絵本に『かおかおどんなかお』(柳原良平・作/こぐま社)があります。この絵本はサントリーのウイスキーのイラストで有名な柳原氏の絵本。
『かおかおどんなかお』(柳原良平・作/こぐま社)
この単純なまんまるい顔に、目がふたつ、鼻がひとつ、口がひとつ。これがちょっとずつ形を変えるだけで「おこったかお」「わらったかお」「ないたかお」「りりしいかお」「ねむったかお」「こまったかお」・・・などなどいろいろな表情を表します。
カリヨンではこの絵本の表情を真似しながら歌ったりしてレッスンしています。
たとえば、童謡「しゃぼんだま」を歌うとしたら?
「♪しゃぼんだま とんだ やねまで とんだ・・・」
みんながよく知っているこのうたを、嬉しそうに歌ったらどんな感じ?
「青空にまっすぐ飛んでいく感じ!」「たくさんのしゃぼんだまがいっぱい飛んでいる感じ!」元気いっぱいのしゃぼんだまの歌になります。
じゃあ、怒った顔で歌ったら?
「しゃぼんだまがすぐに割れちゃた感じ・・」「風がビュービューふいていてぜんぜん飛ばない感じ」上手にしゃぼんだまが飛んでいかない歌になってしまいます。
目、鼻、口、子どもが一番最初に興味を持つかお。単純なこの形がすぐに真似をすることが出来て、表現もしやすいですね。
自分で作っていく絵本も最近話題になっています。
『かおノート』(tupera tupera/コクヨS&T株式会社)
48枚のベースの顔に6枚のシールがついていて、その顔に自分で目、鼻、口、眉毛などなど好きな顔を作っていきます。ベースの顔はおせんべいだったり、いろんな顔があります。
ベースとなる顔。いろんな顔があります。
何を使おうかな。大人でもワクワクしてしまいます。
1歳の息子作。ママと一緒に。
5歳の息子作。涙がイヤリング。
1、2歳はママ、パパと一緒に、「これが目」「これが鼻」と言いながら貼らせてみてください。
シールを貼るのが大好きなこの時期は思わぬ表情が出来て笑ってしまいます。
3歳を過ぎたら自分でいろんな表情を考えながら、どんどん作っていけます。
「こうでなくてはならない」ではなく、なんでもありの顔はみんなが笑顔になってしまうこと間違いなしですね。
8月に音の教室カリヨンの講師で気仙沼の幼稚園を回って、復興支援出張コンサートをすることが決まりました!!
みんなに笑顔が届きますように。
こちらも引き続き申し込みお待ちしています^^
申し込みはメールまたははがきで。
支払いは当日でOKです。
1家族1500円。何人でもOKです。みんなできてね。
2012年6月10日(日)11;00~12;00
高津市民館 大ホール(川崎市 田園都市線「溝の口」駅下車 丸井最上階)
入場料 1500円(1家族何人でも)
抽選で200組親子
下記をメールまたははがきに記入しお申し込みください。
追ってチケットをお送りします。
①住所 ②電話番号 ③希望席数 ④希望者全員の名前と年齢
carillon@imail.plala.or.jp
〒213-0013
川崎市高津区末長223-1 コテージ梶ヶ谷103 スペースカリヨン
「パパもいっしょコンサート 係」まで
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。