私の主宰する「音の教室カリヨン」は0才親子からレッスンを行っています。「0才なんて何にもできないでしょう!」と皆さんびっくりされますが、いえいえ、0才の能力はとてもすごいのです。
色彩、形のはっきりした絵本を選んで読んであげてみてください。文字が少なかったり、なかったりする絵本はどうやって読んだらいいか悩む方が多いようですが、どうぞご自分で好きなように作って読んであげてください。
読み方が合っている、間違っているということはありません。そして、お母さん、お父さんの声で繰り返し読んであげることが大切だと思います。
始めは反応がなくても繰り返すことで何か発してきます。
おすすめ絵本『ころ ころ ころ』 福音館の幼児絵本 (元永定正/作)福音館書店
元永さんの絵本は、色彩がとても綺麗で面白いです。文字も不思議な言葉多く、想像が膨らみます。
この『ころころころ』はいろんな色のいろだまが「ころころころ・・・」と色んな道を転がっていきます。でこぼこの道を転がったり、山道を登ったり、あらしの道や赤い道、雲の道やすべり台の道!!もあります。
この絵本を読んであげたら、あかちゃんがいろだまになってみましょう。「ころころころ・・」とあかちゃんを抱っこしていろんな道を通るように歩いてみます。でこぼこに揺らしてみたり、あらしの中を歩くようにしてみたり、山道をのぼるようにだんだん上にあげてあげたり下ろしたり。お家の中をころころの探検です。
もちろん公園でやってあげてもいいですね。
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。