今年の十五夜はきれいな満月が見えたところが多かったようですね。
今月もう1冊ご紹介するのはお月様の絵本です。
「お月さまってどんなあじ?」(マイケル・グレイニエツ/作)セーラー出版
「お月さまってどんなあじなんだろう。あまいのかな、しょっぱいのかな。ほんのひとくちたべてみたいね。」
動物たちは夜、お月さまをみながらいつもそう思っていました。
ある夜、小さなかめが決心して山の頂上に上ります。けれども、小さいかめにはとどきません。
そこでかめはぞうをよびます。それでもとどかず、ぞう、きりん、ライオン、しまうま、きつね、さる、と順番に背中に乗っていきます。
最後は小さな小さなねずみでした。さあ、お月さまにはとどくのでしょうか。
「お月さま食べたことある人?」と子どもたちに聞くと、たいてい何人か「はーい」と嬉しそうに答えてくれます。子どもたちはどんなあじがすると思っているのでしょうか?想像して描いてみてはいかがでしょう。
おつきさまの歌知っていますか?それからやっぱり「どんなあじ?」おいしい歌、まだまだあります。
十五夜さんのもちつき (手遊び歌)
十五夜お月さん (野口雨情 作詞・本居 長世 作曲)
小さい秋みつけた (サトウハチロー 作詞・中田喜直 作曲)
やきいもグーチーパー (阪田寛夫 作詞・山本直純 作曲)
ぼくのミックスジュース (五味太郎 作詞・渋谷 毅 作曲)
あいうえおにぎり (しゅうさえこ 作詞・作曲)
ほっとけーきはすてき (加藤千晶 作詞・作曲)
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。