入道雲でいっぱいだった空が9月に入り急に秋の空に変わってきました。今月は雲の絵本を選んでみました。
「きんぎょのトトとそらのくも」(作・西巻 茅子)こぐま社
このお話は、金魚鉢の中でひとりぼっちのきんぎょのトトが、小鳥からもらった赤い風船に乗って空にでかけて、きんぎょの形をした雲に会いにいくお話です。
途中でいろんな形をした雲に出会います。あんぱん、ジャムパン、クリームパンの形をした雲。ぞうの形をした雲、それからきんぎょの形をした雲・・・。
子どもと一緒に初秋の空を眺めてみましょう。すっきりとした青空にぽっかり浮かぶ雲を見ることができます。
何に見えますか?子どもとどんな形に見えるか言い合ってみましょう。その雲がどんな風に変化していくのかも見てみると面白いです。
●上記の画像はコチラのサイトからの出典です。
http://gazou.blueneo.jp/imgview679.html
空にともだちを探しに出かけたトト。最後は池にたどり着いてたくさんんもともだちができます。今日は紙コップを使ってトトのともだちを作ってみましょう。
◇用意するもの
紙コップ、クレヨン、コピー用紙などの白い紙、色紙、その他葉っぱなど、はさみ、のり
①子どもに紙にクレヨンで絵を描いてもらったり、色を塗ってもらいます。
②紙コップに子どもが描いた絵や模様を魚のうろこのように切り取ってのりで貼っていきます。
③拾ってきた葉っぱなどを貼ってもすてきにできます。
④目などをつけてあげてできあがり。
※初めてクレヨンを使うお子さんは口の中に入れないように注意しながら行いましょう。
子どもが描く絵や線は大人には真似のできない、子どもだからこそできるものです。今だけの作品を形にしてあげたり、飾ってあげて、たくさん褒めてあげてくださいね。
少しだけ季節が移り変わる時期です。夏が終わり、秋を感じる曲もたくさんありますね。
食欲の秋??キッチンからのうた子どもたち大好きです。
今月のおすすめのうた(ご参考)
赤とんぼ(三木露風・作詞 山田耕筰・作曲)
おすもうくまちゃん(さとうよしみ・作詞 磯部俶・作曲)
おなかのへるうた(阪田寛夫・作詞 大中恩・作曲)
お星様(都築益世・作詞 團伊玖磨・作曲)
あの青い空のように(丹羽謙次・作詞作曲)
キッチンオーケストラ(坂田おさむ・作詞 堀井勝美・作曲)
2011年9月24日 川崎市民プラザホール 音の教室カリヨンコンサート2011 無料です。どなたでもお越しください。
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。