新緑が綺麗ですね。毎週末お天気だとどこかへ出かけたくなります。今月は『ムニャムニャゆきのバス』をご紹介します。
ナンセンスの絵本作家、長 新太さんのカリヨン一押し作品。
『ムニャムニャゆきのバス』
長 新太 作 偕成社
「みんなはバスに乗ったことがあるかな?バスは降りるときどうする?」
バスから降りるときは『ピンポーン』とボタンを押しますが、このバスはちょっと違います。ボタンを押すと『ベーベー』と音がします。そしていろんなお客さんが降りてきます。
三角定規やトマト、ズボンに昔の人、目玉焼きまで降りてきます。奇想天外なお客さんに子どもたちは大喜び。ここでも「なんでもあり」の世界で子どもたちの想像力を掻き立てます。
先日のカリヨン月1クラスでやったレッスンの一部をご紹介。パパとママのおひざに乗って、さあ、出発です。
「バスにのって」(谷口國博 作詞・作曲)
♪バスにのってゆられてる ゴーゴー
さいしょは みぎに まがります
3、2、1!!(キキ~~~)
右や左に曲がって・・あ!!発見!!
おにぎりを見つけました。
「おにぎりぽん!」(作詞 小峰公子 作曲 大森俊之)
♪おにぎりにぎにぎ おにぎりにぎにぎ
おにぎりぽんおにぎりぽん
きょうはどこで たべよかな
おにぎり にぎにぎ
こうえんか うみがいい おやまもいいな・・・
さあ、また出発です!!
今度はでこぼこみち、ぐにゃぐにゃみち・・
パパやママはおひざの上ででこぼこやぐにゃぐにゃをやってあげたら喜びます。
到着したのは、シャボン玉の国~~。
今日は特別。お部屋の中でシャボン玉です。
今日はパパが吹いてくれました。いつもと違う視線で見られて子どもたち嬉しそう。
同じ素材でも「今日はパパがやる」というのは子どもにとって特別になります。
「ムニャムニャゆきのバス」で一番面白いのは変わったお客さんが出てくるところ。どんなお客さんが乗っているのかな。みんなでいろいろ想像してみると面白いですね。
公園や河原にいっていろんな形の石を拾ってきましょう。さあ、よくその石を見ると何かに見えてきませんか? 子どもたちからはいろんな発想が飛び出します。
石がお月さまに見えた女の子。手が届くくらいにお月さまを描きました。
車と道。これでしばらく遊べそうですね。
これはママが描きました。おじさんとさんぽの犬。大人もつい夢中になります。
今日は面白い石を取ってこよう!!と目的を持って遊びに行くと自然に目が向いたり、見えなかった周りが見えてきます。
大人も楽しむことが秘訣ですね。
ただ今、カリヨンのHPをリニューアル準備中です。とってもかわいいHPになりそうです。
アドレスも変更していますので、どうぞお楽しみに。
ホームページはこちら★★★
新しいHPは7月くらいに公開予定です!!
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。