みなさんのお子さんは、すぐに眠るほうですか?それともなかなか寝なくて大変でしょうか。
眠る前にママやパパから読んでもらう絵本やお話は安心を与えると共に、ワクワクしたりドキドキしたり、想像力を養う1歩になります。
スースーとネルネル 荒井良二・作/偕成社
このお話にでてくる「スースー」と「ネルネル」というのは表紙の絵の男の子と女の子の名前です。この名前からしてとっても面白いですね。
2人は「おやすみなさい」を言ってもちっとも眠くありません。そしてこっそり眠くなるまでお話を作って遊ぶのです。
お話の世界はなんでもあり。最初は窓の外に「とけいのおばけ」がやってきます。
その「とけいのおばけ」に2人は入ってしまいます。
中には本当のおばけの世界があったり、巨大な木や花のあるジャングルのようなところだったり、大きなお菓子やジュースが落ちてきたり・・・。
子どもたちはもう、目をキラキラさせて「キャーキャー」いって大騒ぎしながらこの絵本を見てくれます。
それでもだんだん本当に眠たくなっていって・・・。本当の夢の世界へ。。
大人は??な、「なんでもあり」が子どもたちは大好き。荒井良二さんの絵本は「なんでもあり」が魅力です。
お話の世界が本当になったら・・・。子どもたちにとってはそれは夢のようなことです。でもちょっとしたことで、すぐに実現できますよ。
「ごっこあそび」の世界。「もしも~だったら・・」でたくさん遊んだ子どもたちは想像力を豊かにし、さらに実現する力を養うことができるのです。
1、まずはバスタオルを用意して、寝ます。
「おやすみ、スースー、おやすみ、ネルネル」
2、いろんな世界を歌ってみましょう。
おばけだ~ →おばけなんてないさ(槇みのり作詞・峯陽作曲)
バスで出発!!→バスごっこ(香山美子作詞・湯山昭作曲)
動物発見→ねこときどきライオン(藤本ともひこ・作詞作曲)
ビスケットが降ってきた→ふしぎなポケット(まど・みちお作詞/渡辺茂作曲)
などなど。。なんでもOK。
3、さあ、おうちへ帰るよ!!
バスタオルに乗って帰ります。
楽しい~~~~!!
板橋区高島平で行われた「赤ちゃん出会いの広場コンサート」600人近い来場者がありました。ご来場ありがとうございました。
同じく板橋区で3/17(土)にパパもいっしょコンサートを開催予定です。
申し込みなど詳しくはカリヨンまで こちら★
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。