10月はいもほりの季節!!幼稚園、保育園でいもほり遠足に行く所も多いのではないでしょうか。直接土に触れて、泥だらけになって宝探しのような発見もあって、みんな大好きです。
今月はそんな「いもほり」の絵本をご紹介します。
『おおきなおおきなおいも』 市村久子・作 赤羽末吉・絵 福音館書店
とても楽しみにしていた「あおぞらようちえん」のいもほり遠足。でも雨が降ってしまい延期に。そこでみんなでどんなおいもが取れるか大きなおいもの絵を描いて見ることにしました。
紙が足りないのでどんどん足して紙をつないで、大きな大きなおいもの絵を描いていきます。完成したおいもの絵は、まだまだ、、まだまだ、、まだまだ・・・何ページにも続きます。
そこからは子どもたちの空想の世界。ヘリコプターでおいもを幼稚園に運んだり、お芋をプールに浮かべて船にしたり、そして圧巻はみんなでイモザウルスを作る場面!!
最後は小さく切っておやつを作って、おいもパーティーです。
どのシーンをとってもワクワクするところばかり。ちょっと厚い絵本ですが、カリヨンのレッスンでは1才の子どもも真剣に見入っていました。
「ごしごし しゅっしゅっ ぴちゃぴちゃ しゃっしゃっ」
絵を描く音も歌を歌っているようで、子どもたちは一緒に読んでいました。
この絵本初版は1972年。小さいときにご覧になって知ってらっしゃるパパ、ママさん方も多いのではないでしょうか。
この絵本の最大のワクワク『イモザウルス』。
大人数いたら障子紙などの長い紙を使ってイモザウルスを作ってみましょう。
①公園で葉っぱや枝、木の実などを探してきましょう。先月よりもたくさん色づいていたり、新しい発見があります。
②紙にザウルスの顔としっぽだけ切り取ります。
③さあみんなでイモザウルスの飾り付けです。
④葉っぱだけでなく、折り紙や自分の手形なども入れるともっともっと華やかに。
⑤完成
子どもと作品を作るときはパパやママも一緒に楽しんでください。子どもにやらせるだけでなく、一緒に思い切りやってみると意外に夢中になってしまってストレスの発散もできるかもしれません。
「あー、楽しかった!!」をお子さんと味わってくださいね。
人数によって長さを加減すれば少人数でも大人数でもできますよ。
たくさんおいもで遊んだ子どもたち。最後はおいもを食べたいですね。
スイートポテト、焼き芋、大学芋。おいもおやつはたくさんあります。
手作りのおやつはもちろん嬉しいですが、この時期はお芋のお菓子がたくさん出ていますので、みんなでお芋のお菓子の持ち寄り!!も楽しいですね。
「こんなおいものお菓子がおすすめ」とか「こんなのを作りました」というのがあったら教えてくださいね!
都心の公園でも松ぼっくりやどんぐりが落ち始めましたね。
子どもと拾いながら秋の歌うたってくださいね。
まっかな秋(薩摩 忠 作詞 小林秀雄 作曲)
まつぼっくり(広田考夫 作詞 小林つや江 作曲)
秋の子(サトウハチロー作詞 末広恭雄 作曲)
おどろう楽しいポーレチケ(小林幹治 作詞 レゲチンスキー 作曲)
やまのごちそう(阪田寛夫 作詞 オーストラリア民謡)
にんげんていいな(山口あかり 作詞 小林亜星 作曲)
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平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。