今年もどうぞよろしくお願い致します。
想像もしえなかった震災と原発。子どもたちのこれからの未来に希望があるように、私たちが少しずつでも行動していけたらと思います。
今しかない子育てを一緒に楽しみながら、日々子どもと成長していけるヒントをお届けしていきます。
ジャン・ファーンリー作/まつかわまゆみ訳/偕成社
たくさん雪の降った天気のいい朝のこと。
くまさんは空を見て指を風にかざしながら「きょうはぴったりのひだ」とつぶやきます。
それから山のてっぺんに向かいます。
途中でいろんな動物に出会います。あなぐま、きつね、りす、もぐら・・・。
みんな「なにがぴったりの日なんだろう・・・」とワクワクしながらこっそりくまさんのあとを追います。
頂上についてみると・・・・。
どんなワクワクが待っていたのでしょうか。
ラストシーンはくまさんの上にみんなが乗って崖のうえからまっさかさまに滑り降りていきます。ページが面白く工夫されていて本当に滑っている感じ。子どもたちは大興奮です。
この絵本の面白いところはいろんな動物が雪の上を歩く足跡です。
あなぐまくん・・・・キュッキュッキュッ
きつねくん・・・・・トコトコトコ
りすちゃん・・・チョコチョコチョコ
もぐらくん・・・スイースイー
くまさん・・・・どすんどすんどすん
いろんな動物の真似をして歩いてみたり。
みんなのあしあとの音を考えてみたり。
自分の足跡をスタンプしてみたり。
「どうぶつのあしがたずかん」 加藤由子 岩崎書店
絵本に出てくる雪の上のあしあとをヒントに、たくさんの動物のあしあとを調べてみるのも面白いです。いろんな図鑑を見るきっかけになります。
もしスキーなどで雪山へ行ったりすることがあれば動物のあしあとを探してみるのも楽しいですね。
北欧やドイツでは厳しい冬を越すのにお部屋で過ごす時間を楽しむためにいろいろと楽しい遊びがあるそうです。
トランスパレントとは薄いペーパーのことで、半透明で光を通し、重ねることで色んな色を作り出すことができる紙です。北欧やドイツでは、冬になると太陽の光が弱くなるため、このペーパーで作った星を窓に貼って、窓から差し込む光を楽しむそうです。
紙をちぎったり、切ったり、折ったりして変化を楽しみます。
北欧ではクリスマスの飾りに使うことが多いようです。
子どもとすてきな作品を作ってみてはいかがでしょうか。
トランスパレントペーパーを好きな形にちぎってクッキングシートにスティックのりで貼り付けていきます。
周りに画用紙を切って枠を作ります。枠にクレヨンなどで絵を描いてもかわいい。
できあがり☆公園で拾った花びらもつけてみました。
電気に当てるとなんとも幻想的に。。
いろいろ作って窓ガラスにたくさん作品を貼り付けてみてくださいね。
冬のお楽しみ。
カリヨンコンサート情報
2012年
2月25日 赤ちゃんの出会いのひろばコンサート(板橋区 高島平)
3月 4日 音の教室カリヨンスプリングコンサート2012(川崎市 すくらむ21大ホール)
3月17日 パパもいっしょコンサート(板橋区 大山)
3月18日 さいわい街かどコンサート(川崎市 幸区)
申し込みが必要なコンサートもありますので詳しくはお問い合わせください。
http://carillon-music.jp
カリヨンのHPアドレスが変わりました。
平松 あずさ 【音の教室カリヨン主宰・歌い手】
記事テーマ
「音の教室カリヨン」は絵本を教科書にしてレッスンを行っています。 レッスンでは絵本を音楽的、美術的、演劇的というジャンルに分けて、レッスンしていますが、ここでは、ママたちが子どもと絵本を読んだ後、どうやってあそぶと楽しいかというヒントを連載していきます。絵本にあった童謡や子どもの歌も紹介します。