あけましておめでとうございます。
お正月休みはゆったりとお過ごしになられたでしょうか。新年を迎え、おせち料理を囲んでの和やかな時間を過ごせることに、改めて感謝したお正月でした。
さて、「おせち料理」とは、「御節料理」と書きます。「節=1年の節目」の意味があり、奇数の重なる日(1月1日、3月3日、5月5日など)を「節日」といいます。その昔節日には邪気を祓う行事が行われていたそうで、その日に出されるお料理を「節句料理」と言いました。中でも1月1日はもっともおめでたい節日として親しまれ、現代では元旦にいただくお料理だけを「おせち料理」と呼ぶようになったそうです。
おせちを入れるのはなぜ「お重」なのでしょう。
重箱には、「福を重ねる」「めでたさが重なる」という意味があります。また、お年賀に来るお客さまにも振る舞えて、きれいに詰めやすく、蓋をしてそのまま保存できる、などの現実的なメリットもありますね。
ちなみに、正式な重箱は5段重ね。1段目から4段目まではお料理を入れて、5段目は、年神様から授かった福を詰める場所として「空っぽ」にしておくそうですよ!
おせち料理の中で、作りすぎてしまったり、余ってしまいがちなものの中に、黒豆と栗きんとんがありますね。そのままでももちろんおいしいけれど、ちょっと目先を変えて、おいしいスイーツはいかがでしょう。
この時期、お重箱に詰めてお茶の時間にお出ししても素敵。時間が経ってもしっとりおいしい和風のカップケーキ、コーヒーにもよく合いますよ♪
◇材料◇
マフィンカップ6コ/ミニマフィンカップ12コ分
・卵1コ
・きび砂糖(なければグラニュー糖)40g
・溶かしバター50g
・プレーンヨーグルト40g
・牛乳40g
・薄力粉120g
・ベーキングパウダー5g
・黒豆、栗きんとん適宜
※抹茶味にするには抹茶10g、薄力粉は110gに
◇作り方◇
1.ボウルに卵を入れてよく混ぜ→砂糖→溶かしバター→プレーンヨーグルト→牛乳の順によく混ぜる
2.薄力粉とベーキングパウダー(抹茶も)を合わせたものを1.のボウルにふるい入れゴムベラでサッと混ぜる
3.黒豆を加え粉っぽさがなくなったら型に流し入れる。その時初めに少なめに生地を入れ、栗きんとんを直接型に適量入れ、更に生地を型の8分目まで入れる。170度で約20分(ミニサイズは15分程度)焼いてできあがり
2012年も、楽しく取り組める簡単でかわいいおべんとうのご提案をさせていただきます。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。
岡本 珠子 【おうちカフェプランナー】
記事テーマ
はじめての子どものおべんとう作りにママは悩むもの。 毎日のおべんとうを短時間で簡単にかわいく! ほんの一工夫でおむすびやパンもママのオリジナルデザインに。 無理なく続けられるアレンジをご紹介していきます。 お子様ににこにこ笑顔のおべんとう時間を♪