今回は、おべんとうの主食となるごはんを、おむすびにしていろいろと作ってみましょう。
小さめのおべんとう箱に最適なごはんの量は100gほどです。ひとつあたり半分の50gほどのおむすびを2つ、がちょうどよいでしょう。おかずカップ(小)にもおさまりがよく、手に持っても数口で食べやすい大きさです。
おむすびは、ラップにごはんを平らに乗せ、中央に好きな具を入れてラップの口をキュッと結ぶと、まんまるのおむすびが簡単に出来、手も汚れないので後の作業が楽になります。
また、おむすびに具を入れず、ふりかけごはんにしたい場合は、おむすびの裏側にだけふりかけをつけると、表側に自由にデコレーションできますよ。
◇女の子1◇
髪の毛はかにかまぼこを使っています。
かにかまぼこの上の面をうすく剥ぎ、おむすびに沿わせます。このままでもよいですが、好きなピックを刺すと更にキュートに。ハムのほっぺをつけています。
◇男の子◇
めんつゆで色をつけたごはんを使っています。
海苔をカットして髪の毛をつくります。髪の毛はお好みで。ギザギザにしたり、ゴマを振って坊主あたまもいいですね。元気いっぱいヤンチャな感じにしたかったので、まゆ毛をつけ、ほっぺにはゴマをつけました。
◇女の子2◇
髪の毛はハムを使っています。
ひとつあたり1枚のハムを使います。カットしてパーツをのせたらあっという間に巻き髪ヘアの女の子の出来上がり。(アレンジ:巻き髪部分を上に付けたら二つ結びのチャイニーズ風おだんごヘア、大きな巻き髪をひとつにしたら、おだんご結びになります)作り方は、次の項目をご覧下さいね。
◇ ピエロ◇
かわいいピックがあったので、ピエロにしてみました。
にんじんのお鼻を付けて海苔でお顔を付けたらピエロさん。(アレンジ:おめめを変え、下にもう1つおむすびを並べたら、雪だるまに。胴体部分には海苔や好きな具材でぼたんなど付けてもかわいいですよ)パーツの付け方は次の項目をご覧下さい。
◇巻き髪の女の子のハムのカット方法◇
←写真のように一枚のハムをカットします。真ん中の2本を端からくるくると巻きます(巻き髪部分)、細いものは半月形のハムにそれぞれ乗せます(髪の流れ)。 おむすびの上に半月形のハムを配置して、巻き髪をお好みの部分に付けたらできあがり。
◇パーツの接続方法◇
上の巻き髪部分や、鼻や動物の耳の接続、おむすび同士の接続には細めのパスタが便利です。(サラスパが最適)
パスタは適当な長さにポキンと折ってゆでずに使います。しっかりと接続でき、おべんとうを食べるまでの数時間でごはんやおかずの水分を吸って、口に入ってもわからないほどのやわらかさになるんですよ。
作ってからおうちですぐに食べるような場合は、気をつけてあげてくださいね。
◇うさぎちゃん◇
お耳とお花の飾りはかまぼこを使っています。
白い部分をカットして、パスタで接続します。あまった上のピンクの部分だけを薄く切り、お花の形に抜くかカットします。
このように、白とピンクの部分を使いわけることができるので、かまぼこを選ぶ際は紅白のものがおすすめです。
◇ふわふわくまちゃん◇
お耳もごはんで形作っています。
おむすびがまだ温かいうちに、かつおぶしをふんわりとかけます。お顔の真ん中に白いごはんをちょっとだけのせて、海苔のパーツをつけたらできあがり。
かつおぶしの上には海苔が付かないので、海苔の裏にマヨネーズをうすく塗るとペタンと貼ることができますよ。
◇くり◇
おむすびで季節感を出すのもたのしいもの。
今の季節は栗なんていかがでしょう。炊き込みごはんやめんつゆごはんを栗の形にラップで握ったら、下部にゴマをパラパラ。
このように、作ってみたいものは、「作ってみる」ことが大事です。
ママオリジナルの愛情いっぱいのおむすび、いろんなキャラクターを生み出して下さいね。
岡本 珠子 【おうちカフェプランナー】
記事テーマ
はじめての子どものおべんとう作りにママは悩むもの。 毎日のおべんとうを短時間で簡単にかわいく! ほんの一工夫でおむすびやパンもママのオリジナルデザインに。 無理なく続けられるアレンジをご紹介していきます。 お子様ににこにこ笑顔のおべんとう時間を♪