本年も、楽しみながら日々の暮らしに取り入れられる色彩活用術を綴ります。どうぞ、宜しくお願いします。皆様、お正月休みはどの様に過ごされましたか?ご家族と共に、のんびりと過ごされた方も多いのではないでしょうか。
私も家族と共に、食べて飲んで・・・と、のんびりと過ごしました。お陰で体重がかなりまずいことにっ!!と、言うことで、今年最初の記事は「ダイエットに効く色彩」についてです。
私達は、何色の食べ物が一番食欲がわくと思いますか?食べ物を連想してみると・・・赤やオレンジ、黄色など「暖色系」の色の食べ物が多く思い浮かびませんか?実は「橙色(オレンジ)」が最も食欲がわく色になります。
果物は「緑」だと、まだ酸っぱくて美味しくなくて「赤やオレンジ」に色づいてくると甘くて美味しい食べごろになりますよね。そして、お肉や、一部のお魚の色も「赤」です。実は、私達が狩猟民族だった頃からの経験でDNAにしっかりと記憶されているんです。だから、ほとんどの人は、「オレンジ」を見ると食欲がわいてくるのです。
ファーストフードの看板やファミリーレストランの店内など「暖色系」の赤やオレンジが多いのはこの為なんです!なので、ダイエット期間は食卓に、赤やオレンジなどの暖色系の小物は置かない方がよいかもしれませんね。
皆さんがお食事をするダイニングの照明は、どの様な演色の照明ですか?お料理を食欲がわき、美味しそうに見せてくれるのは「暖色」でしたよね。なので「電球」などの黄みを帯びた光は食欲が増します。
そして、食品に陰影が出来るので、更に、美味しそうに見えるのです。「蛍光灯」の青みを帯びた光は食欲を減らします。
そして、蛍光灯の光は「影」が出来にくいので、あまり美味しそうに見えないのです。明るくて美味しそうに見える食卓の方が嬉しいけれど、ダイエットという点から見ると「蛍光灯」の青い光の方が効果がありそうです。
スーパーなどのお惣菜コーナーは、お惣菜が美味しそうに見えるように「電球色」で照らされているので、お買い物の時に見てみてくださいね。ダイエットが達成出来たら、ご家族と共に電球色で照らされた温かで華やかな食卓を囲んで下さいね。
その時には、キャンドルも灯すと「ママ、きれい♪」と家族から言ってもらえるかも・・・♪。キャンドルの灯りは、人の顔に陰影が出来て、一番キレイに見せる効果があるのですよ!!
川島 彩子 【カラーコーディネーター】
記事テーマ
私が行うセミナーでの人気メニューは、 ①「ファッションの色彩」自分に似合う色・ファッション ②「インテリアの色彩」カラーセラピー・整理収納 ③「子供の成長に合わせた色の選び方」 と、なっています。 私自身の育児の時に感じた思いを活かし「母」「妻」「女性」として『私らしく輝いている』為の色彩活用術をお届けします!