12月に入り、ドレスアップしてパーテイーにお出掛けになる機会も増える頃ですね。日常から離れて、ちょっぴりお洒落をしてのお出掛けは、気分が華やぎますよね。その時に、もっと気分を高めるために、香りもプラスしてみませんか?今回は、カラーから少しはなれて「香水」についてのお話です!
一般的には、ヒトの印象は、目(視覚)から捉える外見と、耳(聴覚)から捉える声の印象でインプットされるのですが、そこに鼻(嗅覚)から捉える香りの印象をプラスして、より、忘れられないヒトとなるために・・・「香り」をつかって、私らしいファッションを楽しんでくださいね。
あっ、この香り・・・○○さんの香りだ!最近お会いしてないけど、元気かな?なんて、香りだけで思い出すこと、ありますよね。香りは、直接、本能的な活動、情動、記憶の中枢である大脳辺縁系に到達するので、より、ヒトの記憶に残るのです。
「香水」はつけてから香りが変化していきますよね。まず、香水をつけて15分位がトップノートと言い、柑橘系の香りが立ち上がります。香水をつけてから30分位から2時間位までの香りをミドルノートと言い、フローラル系の香りがします。このミドルノートの香りが「香水のハート」と言い、ここの香りが香水の製作者が香水の使用者に一番楽しんで貰いたい香りとなっています。
そして、香水をつけて2時間以降の香りをラストノートと言い残香性の高い甘い香りが立ってきます。
沢山の種類のある「香水」から好きな香りを見つけるのは難しいですよね。そんな時には香りの中に入っている香料や、香りの中に持っているイメージで区分される、香りの系統(ノート)で好きなものを知っておくと香水も選びやすくなりますよ。
どんな系統があるかと言うと・・・「フローラル」はお花のイメージの香り。「シプレ」は地中海(キプロス島)周辺で生産する果実・樹木の苔のイメージの香り。「オリエンタル」は東洋で産する花の香り・スパイス・動物系の香料がブレンドされ、エキゾチックでゴージャスな香り。「オゾン」は都市ガスの香りにフローラルやフルーツの香りを加えたものや、水や海をイメージさせるもの。
まずは、自分が、どんな香りの系統が好きなのかを知ってお気に入りの香りを纏ってお出掛けを華やかに楽しんでくださいね。
川島 彩子 【カラーコーディネーター】
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私が行うセミナーでの人気メニューは、 ①「ファッションの色彩」自分に似合う色・ファッション ②「インテリアの色彩」カラーセラピー・整理収納 ③「子供の成長に合わせた色の選び方」 と、なっています。 私自身の育児の時に感じた思いを活かし「母」「妻」「女性」として『私らしく輝いている』為の色彩活用術をお届けします!