ハロウィンが終わって、街並みはクリスマスムードが高まってきましたね。皆様のお家でも、そろそろ、クリスマスツリーを飾ったり、クリスマスの準備を始められているかもしれませんね。今回は、クリスマス気分をより高める「色」についてです。
クリスマスはイエス・キリストの聖誕祭です。なので、このクリスマスカラーには、キリスト教カトリックの聖職者の法衣も関わりがあるのです。キリスト教において『赤』は「神の愛」と「キリストが冤罪のために流した血」の意味があり、この色はキリスト教聖職者の中では法王に次ぐ枢機卿(カーディナル)が法衣として身に着ける色となりました。カーデイナルレッドという色名もありますね。他にも、『赤』はクリスマスツリーのオーナメントにつけるクーゲル(リンゴに見立てた玉)にも使われますね。これはエデンの園にあった智恵の実や豊かな実りや生きる喜びをもたらす果実をあらわしています。そして、クリスマスに、家族と共に過ごす温かな家の「暖炉」や「キャンドル」の炎の象徴でもありますね。
「白」はキリスト教カトリック聖職者では、もっとも位の高い法王の法衣の色です。『白』には「清浄」「無垢」といったイメージから神を表す色となるのです。そして雪の降る「ホワイトクリスマス」の言葉もありますね。「赤」×「白」でサンタクロースも連想できますね。
クリスマスツリーの「緑」は常緑樹の緑に「永遠の繁栄」の願いを込めたものです。そして、クリスマスケーキにも飾られている「柊」はキリストが冤罪のために十字架に貼り付けられた時の茨の冠を、「赤い実」はキリストの血を表したものです。柊の棘には魔よけとしての意味もあります。
川島 彩子 【カラーコーディネーター】
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私が行うセミナーでの人気メニューは、 ①「ファッションの色彩」自分に似合う色・ファッション ②「インテリアの色彩」カラーセラピー・整理収納 ③「子供の成長に合わせた色の選び方」 と、なっています。 私自身の育児の時に感じた思いを活かし「母」「妻」「女性」として『私らしく輝いている』為の色彩活用術をお届けします!