「緑」なのに「青」という信号の色、不思議に思いませんか? 他にも「緑」なのに「青汁」「青虫」・・・と、言ったり。新緑の美しい緑も「青葉」と言いますよね。これは、奈良時代や平安時代の日本の色を表す言葉の歴史に関係していることなのです。
奈良時代や平安時代、日本では色を示す言葉は「白い」「黒い」「赤い」「青い」この4つしかなく、「青い」では「緑」や「紫」「灰色」までも表す言葉として使われていたのです。だから、「青雲」というように「灰色」に近い色も「青」にあてはめられているのです。「青」は日本人の感性にとって、とても大切な色彩語なのです。
川島 彩子 【カラーコーディネーター】
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私が行うセミナーでの人気メニューは、 ①「ファッションの色彩」自分に似合う色・ファッション ②「インテリアの色彩」カラーセラピー・整理収納 ③「子供の成長に合わせた色の選び方」 と、なっています。 私自身の育児の時に感じた思いを活かし「母」「妻」「女性」として『私らしく輝いている』為の色彩活用術をお届けします!