ハッピー・ノート.com

紫外線対策とサングラスレンズカラーの選び方/2012年5月

眼も日焼けする!?

5月の爽やかな天候が続いています。お庭でガーデニングやオープンエアのカフェでのお茶などピッタリの季節ですが紫外線が気になりますよね。

皆様は、お肌の日焼けはUVケア化粧品で万全の対策をしていると思いますが、「眼」の日焼け対策は、どうされていますか? 

見落とされがちですが「眼」が日焼けをしてしまうこともあります。と、いっても、眼が真っ黒になったりするわけではないのですが・・・長年、眼球に蓄積された紫外線が、白内障などを引き起こす原因となる場合もあるのです。 

a0002_005510.jpg

紫外線の種類

紫外線(UV=Urutora Vaiolet)は大きく分けてA、B、Cの3種類に分類されます。

UV-Cは、オゾン層でほぼ吸収され地表には届きません。

UV-Bは、ガラスやサングラスのレンズは透過しないのですが、注意が必要です。肌の真皮までは到達せず、表皮でサンバーン(肌が赤くなる日焼け)を引き起こします。

UV-Aは、ガラスやレンズを透過し肌の真皮に到達して、肌を黒くする日焼けを引き起こします。 

紫外線ブロック

皆様が使われている日焼け止めはSPFとPAでレベルをあらわしていますよね。

 

SPFは、UV-Bをブロックする作用の強さを表します。SPF25は、日焼け止めを塗らないときよりもUV-Bをブロックする力が25倍となります。例えば、日焼け止めを塗らないで紫外線を浴びてしまった場合、10分で肌が赤くなってしまう人が、SPF25を塗ったとすれば10分×SPF25=250分肌が赤くならない。ということになります。

 

PAは、UV-Aをブロックする強さを+を使って3段階でレベル表記しています。+が多いほど作用が強くなります。サングラスの場合は、UV-Bはレンズや眼の角膜でブロックされるので、UV-Aをサングラスのレンズでどれだけブロックするかが大切です。紫外線透過率が書いてあるものは、0.1以下のものがお奨めです!

サングラスのレンズの種類

無色透明のレンズでも、紫外線透過率が低いものであれば、眼からの日焼けは防げます。

レンズの色が濃ければ紫外線をブロックすると言うわけではありません。今は紫外線の量によってレンズの色が変化する「調光レンズ」やレンズの表面で光を反射する「ミラーレンズ」、車の運転に適し水中でも見えやすくなる、光の乱反射時でも光のギラつきを防ぐ「偏光レンズ」などがあるので、どのレンズが自分にあっているのか選んでくださいね。 

a0780_000408.jpg

レンズの色の特性

レンズの色によっても見え方が変わってきます。ここでは、主なレンズの色とその見え方の特性についてお伝えします。レンズの色選びの参考にして下さいね。

 

  • 「ブラウン」
    青系の光をカットしてコントラストを強める効果があるので、視界を細部まで鮮明にします。ドライブやスポーツなどに適します。 
  • 「グレー」
    光を均一に吸収し自然な色調で物が見えます。眩しさから眼を保護してくれるので、強い日光に長時間さらされる場合に適しています。ドライブやゴルフにおすすめです。 
  • 「ブルー」
    赤系の色をよく吸収するので、昼間の強い日差しや夜間の対向車のヘッドライトの光などが和らぎます。また、青の効果によって気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。
  • 「グリーン」
    青・赤系の光を吸収して、視界の色調を最も自然な色に近い形で再現します。そのため、長時間の使用にも眼が疲れにくくなりなります。 
  • 「イエロー」
    青色の光を吸収します。青色を遮断して視界のコントラストを高める効果があるので、霧や靄(もや)などで視界が悪いときに適します。 
  • 「オレンジ」
    スポーツ用のサングラスやスキーのゴーグルによく使われています。視界が明るくクリアになり、動きのあるものを捉えやすくなるので、スポーツ時には最適です。 
  • 「ピンク」
    赤色系のカラーは、防眩効果は少ないのですが、遠近感や視界をはっきりと強調します。 

「イエロー」
青色の光を吸収します。青色を遮断して視界のコントラストを高める効果があるので、霧や靄(もや)などで視界が悪いときに適します。 「イエロー」
青色の光を吸収します。青色を遮断して視界のコントラストを高める効果があるので、霧や靄(もや)などで視界が悪いときに適します。  

Mama's profile/プロフィール

川島 彩子

川島 彩子 【カラーコーディネーター】

記事テーマ

「母」「妻」「女性」として輝くための色彩活用術

私が行うセミナーでの人気メニューは、 ①「ファッションの色彩」自分に似合う色・ファッション ②「インテリアの色彩」カラーセラピー・整理収納 ③「子供の成長に合わせた色の選び方」 と、なっています。
私自身の育児の時に感じた思いを活かし「母」「妻」「女性」として『私らしく輝いている』為の色彩活用術をお届けします!

Vote/この記事に投票しよう

Evaluation/この記事のみんなの評価

lightbulb_outline

なるほどそうか!役に立った

0

favorite_border

わかる!わかる!共感した

0

feedback

この記事へのコメント

0

Comment/この記事にコメントしよう

Archives/川島 彩子さんの記事一覧

最新記事

記事一覧を見る

注目トピックス

トピックス一覧を見る

Weeklyゴーゴーリサーチ