新しい年が始まりました。今年はどんなことをやりますか?
さて、今回は東大脳を育てるほめ方のコツをお伝えします。これは、小学校低学年くらいまで有効なことで、ひと言で言えば、「おおげさに!」です。文字だけで表現するのはとても難しいのですが、「!!!」がたくさんつく感じで、女優になったように、オーバーにほめます。
あえて文字で表現するとすれば、「すごいね。」ではなく、「ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!ーーすっごいねーーーーーーーー!!」です。子どもが「何事が起こったか!」と驚くくらいほめるのです。
なぜなら、お上品にほめていても、子どもに伝わらないからです。ほめられた喜び、感動が薄くなります。親の感激度と子どもの喜び度は比例すると思ってください。親が大げさに驚きほめれば、それだけすごい!ということが伝わります。そうすれば子どもの喜びもその分大きくなり、自信や次回へのエネルギーになりうるのです。
中途半端にほめててももったいない。どうせほめるなら、人目も気にせず、思いっきりほめましょう!子どもとのコミュニケーションをうまくするには、親が子どもになってしまうのが一番手っ取り早いです。
子どもが多感な時期、小学校高学年から中学生になったら、大げさに、ではなく、さりげなく、ほめます。
大体そのころになると、子どものほうが恥ずかしがります。「いやだな」と思うことを親にされることは、反抗心の引き金になります。人前で親にほめられるなんて、とんでもなく恥ずかしい!という行為にもなりかねません。ですから、子どもが思春期になりかけたら、ほめるときはおうちでこっそり、さりげなくほめた方が無難です。
とはいうものの、それも子どもの性格によりけり。まずは自分の子どもが、どんなことを喜び、どんなことを嫌がり、何をしてほしいと思っているのか、よく観察して察しましょう。大人同士でも同じですが、相手の感情を読み取ることはとても大切です。
子どもを直接ほめるのではなくても、その子どもの行為を親が勝手に喜んで、「うれしいな♪うれしいなっ!」とはしゃぐことでも、ほめるのと同じ効果、場合によってはそれ以上の効果がありますよ。楽しそうに喜んでいるママを見るのは子どももうれしいのです♪
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記事テーマ
塾なし、手間なし、すべり止めなしで東大に現役合格した息子。その母がやっていたことは?考えていたことは?「東大脳」は自ら夢を持ち、目標に向かって努力する脳のこと。ここでは、子どもが賢く自立するための親の接し方、あり方を、私の経験と学んだ脳の知識、コーチングの内容をミックスしてお伝えします。