お砂場、どろんこ、水遊び、大いにさせましょう。なぜなら、これらは子どもの五感を刺激し、好奇心や創造力を鍛え、脳を育てるとてもよい遊びだからです。
触って初めてわかることがあります。やわらかさ、かたさ、冷たさ、ドロドロべたべた感・・・それらは見ているだけでは決してわからないことです。お団子を作るときの力の入れ具合なども、やってみてこそわかります。いろいろな感触を味わうことで触覚を鍛え、脳を育てるのです。
またつかもうとしてもつかめないドロや水、形のないものから自由に形を作ったり、水の流れる道を掘ってみたりしながら、好奇心や創造力を膨らませていくのです。
子どもの脳を育てるのに大変有効なこれらの遊びを、「お洋服が汚れる」と言ってさせない親御さんがいらっしゃるようです。なんともったいないことでしょう!こんなにすばらしい知育教材はないのに、キレイなお洋服のほうを大事にするなんておかしな話です。そもそも、子どもは汚して当たり前。汚してはいけない服を着せるほうがおかしいです。汚してはいけない高価な服を着せてもらっても子どもはうれしくないはずです。
かわいいお洋服を着せたくなる気持ちはわかります。きちんとした子に見られたい、見せたい気持ちもわかります。でも普段は思いっきりどろんこになって遊んでもよい服を着せてあげましょう。汚してはいけない服を着せるのは、特別な行事のときだけで十分です。
また、「汚いから触っちゃダメ」という方もいらっしゃるようです。よほどネコや犬のおしっこだらけのお砂場ならわかりますが、普通に砂や泥を触って病気になるような子では、この先の人生が思いやられます。あまり神経質になりすぎると、その気持ちから余計病気を引き起こすことにもなりかねません。病は気から、というのは本当にある話です。
今は地域によって放射能の心配もあるので、そこは気をつけなければいけませんが、人が生まれてくる元になった水や土を「汚い」などといわず、大いに遊ばせてあげてください。
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谷 あゆみ 【プレシャス・マミーメンターコーチ】
記事テーマ
塾なし、手間なし、すべり止めなしで東大に現役合格した息子。その母がやっていたことは?考えていたことは?「東大脳」は自ら夢を持ち、目標に向かって努力する脳のこと。ここでは、子どもが賢く自立するための親の接し方、あり方を、私の経験と学んだ脳の知識、コーチングの内容をミックスしてお伝えします。