願いを叶えるハッピー・ノートのコラムも、今回で7回目。
「私もハッピー・ノートを書き始めました!」というお声もいただくようになり、とても嬉しく思っています。このコラムやハッピー・ノートを通して少しでもママたちの夢を繋ぐ時間になれたら...それは、私の願いであり、夢です。
子育て中のママが自分自身を大切に丁寧に扱うことで、キラキラと輝いていく...ハッピー・ノートがそのひとつのきっかけになれるのであれば、私の夢も叶っているということ☆
さて、今回は、ハッピー・ノートの効果を高めるために、覚えておきたい「セルフイメージ」について、お話します。
実は、このセルフイメージというのが、子育てはもちろん、あなたの人生にも大きな影響を及ぼしているんですよ。ぜひ、セルフイメージという言葉を知って意識してみてくださいね。
みなさんは、「セルフイメージ」という言葉をきいたことがあるでしょうか。
セルフイメージとは、簡単にいうと、「自己像」。...自分で自分のことを“こういう自分だ”、と思い込んでいる自分自身のイメージのことです。
セルフイメージは、あなたが生まれたときから、両親や祖父母などの家族、そして友達や学校の先生など...周りの人から何気なく言われたことや扱われ方、それに対して自分自身が感じたことや、環境などによって、形成されていきます。
いったん定着してしまうと、“それが自分”だと思い込んでしまうため、自分の思い込みによって、そうでない自分の可能性に気づきにくいし、なかなか変えられない...それがセルフイメージでもあるのです。
さて、ハッピー・ノートの話に戻りましょう。
ハッピー・ノートに願いを書くとき、「ネガティブワードでなくポジティブワードに変換して書く。」
ということを以前お伝えしましたが、ひとつの例を出したいと思います。
もしママが「自分はいつも子どもに対してガミガミと言ってばかりで、自分もイヤな気持ちになる。そんなママとしての自分がいやだ。なんとかしたい。変わりたい。」と思っているとしましょう。
このときのママのセルフイメージって...?
おそらく頭の中のイメージでは、ガミガミ言って怒ってばかりいる自分のイメージがママ自身に浮かんでいるはずだし、イメージの世界のことなのに、イメージした瞬間から、もういや~な気分になっていると思います。現実にそのことが起こっているわけではないのに、です。
それくらいイメージって心に大きな影響を及ぼしているし、実は、これこそが夢を叶える大きな鍵なのです。
そう、セルフイメージでいうと、このときのママは、「子どもに対して、ついガミガミと怒ってしまう自分」...みたいなセルフイメージを自分自身に対して持っているわけです。
なぜ子どもに対してそうしてしまうのかは、ママ自身の過去の経験、心の状態などからその行動をしてしまうわけなのですが、ここでは、カウンセリングのお話は一旦置いておいて、ハッピー・ノートの書き方をお伝えしますね。
■書くときには、「ネガティブワードをポジティブワードに変換して書く。」
☆子どもに対してガミガミ言わない。⇒ガミガミ言っている姿をイメージしてしまう。(ネガティブ)
なので、そこでもう一歩、自分の心に踏み込んでみてください。
...じゃあ、どうしたいのか。どういう自分になっていたいのか。
例えば、
☆もうちょっと冷静に、落ち着いて、「でもね、○○ちゃん・・・」ってきちんと説明して伝えられる自分でいたい。
⇒ちょっとひと呼吸おいて、冷静に子どもに説明してる自分をイメージしている。(ポジティブ)
※書き方は、最後を断定的に「~でいる。~になる。」という形に。願いを叶えるハッピー・ノート~vol.3を参照。
それとも、もしかしから、ガミガミとはまったく別のイメージも出てくるかもしれません。
例えば、突然、
☆ケーキやクッキー...お菓子をキッチンで子どもと一緒に焼いてるママっていいなぁ。
なんていう、こうありたいと願うイメージのママ像が出てきたら、しめたもの。
心に一歩踏み込んで、自分がときめく自分の姿がみえたその瞬間を見逃さないでください。
そして、そのときも、ハッピー・ノートに、
「子どもとケーキやクッキーを一緒に焼いたりして、幸せで穏やかな時間を過ごす」
なんていうふうに書き込んでくださいね。
書き込んでいる瞬間から、エプロンはこんな感じのをつけて...、そう、子どもはこんな感じで笑ってて...、甘~い香りがキッチンに漂っていて...なんてイメージがどんどん膨らんできて、自然と心ときめいている自分に出会えたら、それは夢が叶うスイッチが作動し始めた証拠です。
そのとき、現実がどうかなんて考える必要はありません。イメージ、先行。まずは心が想い描くこうありたい状態を素直に楽しんでくださいね。
前述の、キッチンで子どもと一緒にお菓子を焼いたりしているのっていいな...とイメージが膨らみ始めた瞬間から、自分のセルフイメージは、そんな自分になろうと変化を起こし始めます。
もちろん、そのセルフイメージが定着するのは、日常の繰り返しの中なので、はじめは行ったり戻ったり。夢が叶うまでの道のりの途中には、根付いてしまっているセルフイメージに引き戻されそうになったりすることもありますが、なりたい自分や願いがあれば、そのイメージに引っ張られて、人はいつの間にか、変わってしまえるもの。
今のあなたのセルフイメージは、どんなイメージのあなたですか?
あなたが自分自身に抱いているイメージはどんなイメージなのか、少し考えてみてくださいね。
きっとそこに、夢が叶うための...あなた自身が変われる鍵が隠されているはずですよ。
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。