前回、ハッピーノートの書き方についてお伝えしましたが、今回は、毎日を丁寧に過ごし、穏やかでハッピーなココロの状態を持続していくためにも、書くときに注意しておきたいこと、大切なポイントをおさえておきましょう。
今回は、3つのポイントをお伝えしていきます。
ハッピーノートは、自分のココロに向き合うための大切なノートです。たとえ子育て中であっても、ママだって一人の人であり、一人の女性であることに変わりはありません。
子育て、そして、ママという役割を楽しんで没頭できるのも、ひとりの“”自分“”という存在を知っているからこそ。でも、反面、ママ自身、考えや価値観だってあるし、イライラすることだって煮詰まるときだってありますよね。
特に自分を後回しにしがちな子育て中だからこそ、自分を見失いがちにもなってしまう…ハッピーノートは、そんな忙しいママ達にこそ、作ってほしい時間です。
書き続けることによって、ぶれない自分づくり、自分らしさも保てていけますし、知らず知らずのうちに夢を叶えていけるとっても素敵な魔法のノートなんですよ。
前回、ハッピーノートの書き方についてお伝えしましたが、書くことに注意したいのが、思いつくまま素直に書き出す、ということです。「こんなことできたらいいなぁ」「叶ったら嬉しいだろうなぁ」「こんな状態を幸せに感じるなぁ」・・・
書き始めの頃は、自分の中でそんなことを考えたりイメージしても、次の瞬間、「でも、叶うわけないし」「そんなこと考えたって・・・」と否定したり、ネガティブになってしまうことも。でも、叶うか叶わないかは、ここでは一切関係ありません。まずは自分自身のココロに向き合うためにも、とにかく、気楽に思いつくまま、どんどん書き出してみてくださいね。
自分のココロ(深層心理)が望んでいるものが分かれば、必ずそちらに意識がフォーカスされますので、まずは自分の中にあるものを文字として形にして書き出して見ましょう。
そのときに、長い文章を考えてつらつら書く必要はありません。例えば、「家族で旅行に行きたいなぁ」なんて思ったら、
☆家族で旅行に行く。..(.断定形。前回参照) と書きます。
そして、次に、「ハワイとかいいかも!いいなぁ、行きたいなぁ」とイメージが湧いてきたら
☆家族でハワイへ旅行に行く。とその下に続けて、書きます。
また。「どうせ行くなら、ハワイでショッピングもして...」などさらにイメージが湧いてきたら、
☆ハワイでは、ショッピングも楽しんで…と、また下の段に書き足していきます。
こうやって、とにかく、あくまでも自分のココロが、「こうしたいなぁ」「いいなぁ」と思うこと、そしてそれを考えたり思ったりしていたら幸せだなぁと思えたり、ほっと落ち着いたり、わくわくしたり、ときめいたり、嬉しかったり、楽しくなったり・・・そんなことを思いつくまま箇条書きでどんどん書き足していってみてくださいね。
さて、箇条書きで書いてください、とお伝えしましたが、そのとき注意したいこと...それは、ネガティブな言葉で書かず、ポジティブワードに変換して書く。ということ。言葉をポジティブワードに変換する癖をつけて、習慣にしていきましょう。
脳は、言葉のイメージを潜在意識に知らず知らずのうちに記憶してしまいます。ココロだって、同じ。言葉の使い方ひとつで物事が変わることを覚えておいてくださいね。例えば、「最近、つい寝坊してしまう。朝早く起きたいのに...」という想いが浮かんできたとき、あなたなら、どんな願いとしてノートに書き込みますか?
例えば、書くときに、「寝坊しない」という書き方は、避けていただきたいのです。寝坊するという言葉は、⇒寝坊をイメージしてしまう。ので、書き方としては、願いを叶えにくい方向にいってしまいます。ですので、寝坊をするのでなく、どんな状態を望んでいるんだろう?ともうひとつ踏み込んでみてください。
「朝すっきり目覚めて、○○する」というふうに。
ネガティブな言葉は、ポジティブに変換して、望む方のイメージをはっきりさせ、定着していきましょう。
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。