みなさん、こんにちは。
まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上では、もう秋。
夏休みもちょうど半分を過ぎた頃でしょうか。
夏休みは子どもにとって、まさにパラダイス。そこで、ちょっとブレイク。
今月は、「子どもと夢の付き合い方」 について、お話していきたいと思います。
「子どもの夢を応援するのはともかく、親が子どもに期待するとか夢を持つことは、いけないのでしょうか?」
これは、何度かクライアントの方からいただいた質問です。
みなさんは、どう思われますか?
わたしは、クライアントの方にお答えするとき、まず、こうお答えしています。
「どうしていけないと思うんですか?」・・・と。
基本的に、願望は多かれ少なかれあるもの。もちろん、子どもに対しても「こんな子に育ってくれたらいいな」という願望は私にもあります。
ただ、それは、私の思う願望であって、息子の気持ちとはあっていないかもしれない・・・それは大いにありえます。
そういうとき、“自分の思いと相手の思い・・・それぞれお互いに尊重する” このことがとても大切だと思います。
そこで相手と思いが違っているまま、自分の思いだけを通そうとしてしまうと、結局、無理が生じて、どこかでひずみが出てきますよね。
先ほどの「どうしていけないと思うんですか?」 という質問ですが、いつも一番整理しておかないといけないのは、ママ自身の気持ち。
ママがどうしてそのことをいけないことだと思っているのか、ママ自身がそのことに対してどう考えているのか、それが整理できないことにはカウンセリングにもなりませんし、ましてやアドバイスをさせていただくこともできません。
どんなときも、まずは己から。ママ自身の気持ちについて整理していくことが大切ですね。
夢のことについて、親と子どもの思いが違っていたとしても、それはそれでいいのであって、先ほどお伝えしたように、まずはママ自身の気持ちを整理することが大切。
そして、お子さんが「○○になりたい」という夢を持っていて、たとえば、それが親の望んでいた夢と違っていた場合でも、一番忘れてはいけないのは、子どもに対して、“あなたにはできるんだよ” という、そこを教えてあげることではないかな、と私はつねづね思っています。
そのことを親として子どもに伝えることができたなら、子どもはどんなときも、きっと自分の力を信じて、自分の思うように自分で人生を舵取りしていける。
親として、子どもの夢をどうバックアップするのか、それはそれぞれケースも課題もあると思いますが、まずは親自身が、我が子が持っている力を信じてあげることが何よりも大事ですよね。
あなたは、ご自身のお子さんの可能性を信じてあげられる、そんなママでいてあげてくださいね。
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。