みなさん、こんにちは。
夏休みに入り、子どもたちも開放的に日々楽しんで活動していることと思います。
ママも一緒にお休みを楽しんでいらっしゃいますか?
お休みのあいだは学校へ行っていたときとはペースも変わってきますし、それはそれでペースに慣れるのに大変だったりしますが、せっかくの夏休み・・・ママも少し気分を変えて子どもたちと一緒に夏を楽しんでいきたいですね。
さて、いよいよコラムもラスト月。今回を含め、あと2回となりました。
今月のテーマは「問題解決能力」。
子育てにも大いに関係してくるr問題解決能力についてお伝えしていきたいと思います。
「問題を解決したら、幸せになれるだろうと思っているのは、思考のトラップだ。
問題は、解決しても、即座に新しい問題が現れる。
問題がなくなるというのは、墓に入ったときだけだ」
これは、世界№1コーチと称されるアンソニー・ロビンズの言葉です。
なかなか深い意味合いがこもっている言葉ですが、簡単にいうと、「生きてる間は何かしらの問題は存在し続ける」、ということ。これはもちろん子育てにおいても然り。
ただ、問題といっても同じ物事が起こっても大して問題だと思わない人もいるし、価値観や考え方は人それぞれで一概には言えませんが、ここでお伝えしたいのは、“生きている限り、何らかの気づきや成長を助ける物事というのはそれに気づくまで本人に起こり続ける”、ということです。
人間が精神的にも魂のレベルの部分(ちょっと言葉は難しくなりますが)においても成長していくため、今何かしら抱いている問題が解決しても、生きている限り、必ず、次のステージの課題や問題は発生し続けます。
それも、問題を解決すればするほど、影響力が大きくなればなるほど、問題はより複雑に、より頻繁に起こるものです。
・・・・では、どうしたらよいのでしょうか。
多くの人は、問題を抱えることで感じる「痛みを避ける」ことで、問題を解決しようとします。
でも、それでは、一時的な解決にすぎません。・・・いえ、誤解しないでいただきたいのは、これは決して苦行や苦悩しましょう、とか言っているわけではありません。(むしろ逆・・・今までお伝えしてきた心地良いほう、ほっとする、わくわくする気持ちを大切にして、楽しい物事へ進んでいくために知っておいていただきたいことです)
痛みを避けて心地よい状態が作り出せるならオーケーで、お伝えしたいのは、「痛みを避けているつもりが、逆に大切なことに気づかないまま、実は痛みを抱いたままになってしまっていることがないでしょうか、だから落ち着いて一歩進んで物事をみてみましょう」、ということなのです。
女性は感情的になりやすいといわれますが、感情に振り回されるのと感情を大切にすることは明らかに違いますよね。
もし何か痛みを感じることがある場合、それは自分にとって何か大切なことを教えてくれている、自分の本当の幸せに向かうためのサイン。
つまり、もし何か問題となるような出来事があって、そのとき苦しく思えるような出来事が自分に起こっているとしても、決してそれで終わりなわけではありません。むしろそのことを通して、これから物事はいくらでも良いほうへあなたの想い描く方向へ解決・改善できるのです。
そういった、問題に対して、自ら必要な問題解決能力を養うことで、もっとラクに楽しく毎日を過ごしていけるはずです。
これは、子育てにおいても同じ。
ママがお子さんに対して抱えている問題もそうですし、必ず解決策・改善策はあるということをママ自身がいつも覚えていてほしいのです。
そして、個人的にも、親として子どもに伝えていきたい、伝えていっていただきたいのも、この問題解決能力です。
それは自らを助け、生き抜く力にもつながります。そして、夢をかなえるうえでも、必要となってくるもの。
今学校で学んでいる勉強だって、そういう能力をひとつの教科を通して学び、養っているといって過言ではないと思います。
子育ても、それが十分に学べ、発揮できる、素晴らしい勉強の場・・・ママたち、二度とない時間、楽しんでいきましょうね!
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。