爽やかな5月のお天気に、なんだか心まで晴れ渡ってくるよう。
遠足や運動会、社会見学、参観日など、この時期は行事も重なりますね。ママたちもお子さんと一緒にいろんな行事を体験していらっしゃる時期なのではないでしょうか。
さて、願いをかなえるハッピー・ノート17回目は、前回のつづき・・・「長い目で物事をみる」の後編をお届けします。
人はたいていの物事(それもネガティブな出来事)を “起きた瞬間” で判断しがち。でも、長い目で物事をみることを習慣づけしていると、起きた瞬間はネガティブだと思えることでも、未来はまったく別だと余裕をもってとらえることができます。
物事のみかた、とらえかたをポジティブにとらえる癖がつくと、そのときには想像もつかなかった出来事を未来につくりだし、転じてハッピーな状態は、ちゃんと自分でつくりだせることを知るでしょう。
さぁ、それでは、「長い目でものごとをみる」 後編のはじまりです。
物事は、すべて対極する側面を持っています。
経験を積んできた賢いママたちは、もうお気づきでしょう。
ひとつの物事をいろんな面でみられることは、とても大切。自分に起きた出来事も、もちろんさまざまな面からのみかた、とらえかたができます。
そして、どんなときも、そのおおもとになるものは、2つ。
つまり、ポジティブ(良い面)とネガティブ(悪い面)です。
世の中には、善と悪。陽と陰。長所と短所。安定と不安定。幸せと不幸せ。積極的と消極的。明るさと暗さ。優しさと冷たさ・・・
たえず、反対の側面で物事はとらえられるし、構成されています。
さて、前回の話に戻りましょう。
なんだかやろうとしていることがことごとくうまくいかない・・・かのようにみえる状況を経験しているママの日常を抜粋してみましたが、誰でも一度や二度、このような経験をお持ちでしょう。
でも、今回は、この状況をちょっと落ち着いて判断してみましょう。
たとえば、前回のママの例でいくと、カレーをつくろうと思っていたのに、つくれない状況になってしまい、それを解消しようと一歩踏み出したら、今度は、子どもを迎えにいくという想定外の出来事・状況がふりかかり、結局、ママが思ってたような段取りで物事がすすまない・・・
さぁ、あなたなら、こういうとき、どうしますか? そして、起きた出来事をどうとらえる癖をつけていますか?
もし、このママが心に余裕を持っているポジティブ思考のママだったら・・・
「あら~、まぁ、こういうこともあるわね。 でも、起きた出来事にはすべて意味があるから、きっと、これもなにか気づかない良いことがあるはず。・・・そうだ。カレーなら、こないだ行ってみたいと思ってたあのお店・・・今日は、久しぶりに外食してもいいかも☆」
となるかもしれませんよね。
そして、そのときはわからなかったけれど・・・
もし雨が降らず、そのままあわててスーパーに行っていたら・・・、急いでいたあまり、途中で事故にあっていたかもしれないし、なんらかのトラブルに巻き込まれてしまって、子どもを逆に悲しませたり、心配させる出来事になっていたかもしれない・・・すべての物事には、ママが思っているよりも、驚くほど意外な出来事がたくさん隠されていたりします。
そして、たとえ、子どもに、「え~~外で食べるの?ママのカレーが食べたい~」と言われたとしても、先のポジティブママなら、「もう~うれしいこと言ってくれちゃって!うんうん、明日はママのカレーにしようね~、楽しみにしててね~!」になるかもしれませんよね。
そして、また、意外と外食してみたら、それはそれでそのことが子どもにとっても、逆によいことにつながっていたり・・・いえ、きっとママが選んだことには、かならずよいことが隠されているはず。すべての物事は、両極面を持っているのですから!
もちろん、そのときわからなくても、後々わかることのほうが多い。
でも、だからこそ、起きた物事がネガティブと思われた場合、そこで判断材料にしてしまわず、長い目でみる。
つまり、長い目でポジティブに物事をみられるようになってくると、心にさらに余裕がでるので、思いもよらない素敵な未来を創造していけるのです。
長い目で物事をみるというのは、人生の成功者の哲学のようなものです。
さて、「長い目で物事をみる」 いかがでしたか?
次回は、多くの人が考えているであろう、「できない理由について」をテーマにお伝えしていきたいと思います。
たとえば、お金がないと夢はかなえられない?お金がないとしあわせになれない?
また、○○がないとできない。。。○○を持っていないとできない?
自分に対するセルフイメージはどこにある?などなど、
さまざまな思い込みととらわれを心理的側面から検証していきたいと思います。
お楽しみに☆
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。